気温もぐんぐん上がり、真夏日を記録する日も目立つようになってくる5月の頃。
魚を地面に置いたSNSの釣果投稿を取り締まる「焼き魚警察」も動き出す…
魚も焼けるが、あなたも炎上!?
釣った魚にちょっとした気遣い、してあげてますか?
焼けた地面に魚を置いちゃダメよ
魚が釣れたら、地面に置いてサイズ測って、記念撮影したくなりますよねー。
ですが、ちょっと待って!!
晴れた真夏日の地面がどれくらいの温度になるか知ってますか?
こちらは気温34℃の午後に測ったコンクリート護岸の温度ですが、50℃近くもありました。
人間でも熱いと感じる温度ですが、これは冷たい水の中に棲む魚にとっては鉄板焼きにされているようなもので、火傷による深刻なダメージを負ってしまいます。
リリースした時は元気に泳いで行ったとしても、やがて水中の雑菌に侵されて命を落とす事に…
なので、暑い日に魚を釣ったら、絶対に地面に置かないであげてほしいのです。
熱い地面につけないよう、空中で針を外してリリースしてあげるとか。
せめて、水分を含んだ草地に置くとか…
でも、どうしても平らな場所で記念撮影をしたいというのであれば、
バケツで水を汲み、冷やしてからにしてあげて下さい。
「バケツを持ち歩くなんて面倒だし邪魔」と思われる方もいるかもしれません。
僕はTICTのマイクロバケツを愛用していますが、これ、専用メッシュケース付で仕舞寸法は約13cm四方とかなりコンパクトです。
こんな風に、カラビナでバッグにくっつけて持ち運びできるので、大した負担にはなりません。
ロープも5m付属しています(現在はロープホルダーの形状が変更されているようです)
どうせリリースするなら、より生存出来る可能性を高めてあげましょうよ。
逃がした魚が卵を産めば、さらに遊んでくれる相手が増える。
最高の感動を与えてくれた相手に、最上の敬意を!
素敵じゃありませんか?
※ちなみに、TICTのが品切れしていたら、これも同じOEM製品です↓
バケツがあれば、釣り場を洗い流したい時とか、ちょっと手を洗いたい時にも役立ちます。
さらに、できる事なら暑い日に限らず、幅広メジャーシートを使ったり、手でできるだけ触れないようにしたり、乾いた地面には極力触れないようにするとGOODです。
上手いアングラーほど常識的にやっているこの気遣い…
別に何の特典もありませんが、ちょっとした配慮で魚へのダメージを減らせるならばと、バケツ持ち歩こうぜキャンペーンに賛同して下さる方が増えれば嬉しく思います。