【夏のシーバスデイゲーム攻略】日中の釣り方の基本とおすすめルアー10選

かつては、シーバスは夜しか釣れないと言われていた時代がありました。

しかし、日中でも活発に捕食をし、ルアーで釣れることがわかってきてからは、今では昼間の釣りを「デイゲーム」と称して、釣り方が確立されてきています。明るい昼間は、ファイトが丸見えで超エキサイティング!

夜の釣りとはちょっと違うデイゲーム。こちらの記事では、初心者~中級者向けにシーバスのデイゲームの基本を紹介していきます。

シーバスデイゲームの時期 ~季節によって潮が大きく動く時間は違う~

デイゲームの時期は春~夏にかけて

なぜデイゲームの時期は夏なのか…?より深く理解するために、少しだけ潮のお勉強です。

魚は基本的に、潮が大きく動く時に活性が上がりやすくなります。

潮が大きく動くと…

  • 溶存酸素量が増える
  • 遊泳力の弱いベイトが流されて捕食しやすくなる
  • 干満による潮位差でベイトが移動する

など、他にもいろいろな理由がありますが、捕食のスイッチが入りやすくなります。

なので、潮が特に大きく動く大潮は、釣り人にとっても人気なんですね。

ですが、同じ大潮でも季節によって昼と夜の満ち干きの量が違うんです。

こちらが、7月の大潮の潮汐⇓

こちらは、1月の大潮の潮汐⇓

※どちらも東京湾奥(築地)

同じ大潮でも、7月は日中の方が潮位が低くなっているのに対して、1月は夜の方が低くなっていますね。

潮の満ち干きは月の引力と地球の自転による遠心力によって引き起こされるのですが、昼と夜それぞれの潮位が最も下がるのは、

  • 昼:昼間の時間が最も長くなる夏至後の新月の大潮
  • 夜:夜の時間が最も長くなる冬至後の満月の大潮

です。

この時をピークにして半年で昼夜が逆転するのでのデイゲームは4~9月(ピークは5~8月)ナイトゲームは10月~3月が向いています。

ちなみに、夏至や冬至は年によって少し変動しますが、2018年は

  • 夏至: 6月21日(木)
  • 冬至:12月22日(土)

となっております。

デイゲームでシーバスを釣るためのポイント選び

デイゲームでは、ナイトの時と魚の着き場が変わる事もしばしば。

特に、デイゲーム本番となる晩春~夏は水温も上がるため、エリア選択も重要となります。

暑い時にシーバスが快適に過ごすための条件として

  • 水温が低い
  • ベイトが豊富

ということを踏まえると、夏は河川の中流~上流域や、水深があり潮通しの良い沖堤防などがおすすめです。

東京湾奥で言えば、荒川などは埼玉県志木市の秋ヶ瀬堰までシーバスは遡上しますし、河川によっては純淡水域の渓流のような場所や用水路で釣れたりもします。

沖堤防としては、川崎新堤が有名ですね。

ではこのようなエリアの中でも、どういったポイントを狙うといいでしょうか?

シェード(影)になる場所

デイゲームでシーバスは釣れるとは言え、やっぱりシーバスは暗い所が好き。

橋などのストラクチャーは勿論、護岸では足元の壁際も狙い目

特に、隅田川や中川などのテラスになっているような場所は、手前が一段引っ込んでいるような構造になっている所も多く、この影になっている部分にシーバスは着きます。

 

あと、ボートシーバスでないと狙えない場所になりますが、バースの奥のシェード部分には日中は沢山のシーバスが身を潜めているので、その奥を狙っていく穴撃ちと言われる釣り方もおもしろいです。

地形の変化

ナイトでもそうですが、ブレイクやゴロタにはベイトも多く、シーバスも身を潜めたりベイトを追い詰めたりしやすいため、絶好のポイントです。

特に、シャローに隣接したブレイクラインは狙い目!

ディープ(深い所)

港湾部では、潮通しが良く水深のある場所のボトムが狙い目

水深のある場所では、太陽の光も届きにくくなるので、シーバスも快適に過ごす事ができます。

また、回遊性のベイトがいない時も、ボトムにはハゼや甲殻類が常在しているため、食べ物にも事欠きません。

濁りとクリアな水の境目

風などで波立っている時、特に岸沿いには濁りが生じやすくなります。

この境目は、ナイトでの橋の明暗部と似た効果をもたらしてくれるので、格好の捕食ポイントになります。

流れのある場所

流れのある場所は、溶存酸素量も多く活性の高いシーバスも多く存在します。

河川においては、特に流れの変化となる堰下や、瀬の落ち込みやヨレなどがいいポイント.

港湾部では、イワシの回遊が期待できる潮通しのいいディープに隣接した場所が好条件です。

イワシの回遊を見つけたらビッグチャンス!
イワシに着いている群れを見つけたらシメたもの!これは、デイゲームでシーバスを最も簡単に釣るための条件になります。

デイゲームでのルアー選択と釣り方のコツ

明るいと、シーバスもルアーをハッキリ見る事ができるわけで、暗い時に比べるとスローな動きでは見切られる事も多い。

カラーも、キラキラと光を反射するようなリアルなカラーの方が釣りやすくなります。

なので、デイゲームにおいての釣り方のポイントは

  • 早い動き
  • フラッシング効果の高いカラー

が基本になります。

カラーは、やはりメッキやホロの入ったキラキラした物が基本で、イワシなどのシルバー系や、アカキンなどゴールド系がおすすめです。

バイブレーションの早巻き

バイブレーションは各社から非常に数多くの商品が出ていますが、まずはメタルバイブを使ったストレートリトリーブをおすすめします。通称「鉄板」とも言われる、金属製のバイブレーションです。

プラスチック製の物よりも飛距離に優れ、波動が強くフラッシング効果も高いので、広範囲にアピールする事ができます。広いエリアを探る事で、より多くの魚とコンタクトができるので、チャンスが拡がるので、その中で反応するシーバスを拾っていく作戦です。

バイブレーションには様々な使い方がありますが、まだ良くわからない最初のうちは、まずはストレートの早巻きをやってみましょう。

  • STEP.1
    キャスト
    チャンスを拡げるには遠投!
  • STEP.2
    ボトムまで沈める
    全レンジを探るために、一旦ルアーを着底させます。
  • STEP.3
    早く巻く!
    ロッドを立てて早巻きで巻き上げてきます。リトリーブスピードは1秒でハンドル2~3回転位が目安

この方法で魚を釣る事に慣れて来たら…

  • フォールをさせる時間
  • ロッドを上げるか下げるか
  • リトリーブスピード
  • ルアーのウエイト

これらを組み合わせてレンジを調節し、一番反応のいいレンジを探しましょう。

さらに、巻き抵抗が変わるところ(流れの変化)でリトリーブスピードを変化させたり、トウィッチを加えてみたり、止めてフォールさせてみたりと、使い方はいろいろ発展していけます。

ひとまず上の動画をチェックしてみてください。あまり面白みはありませんが(平林さんゴメンナサイ…)超基本なので入門にはうってつけです!

同じような釣り方は、スピンテールジグ(ブレードベイト)でも可能ですが、ブレードの場合、バイブレーションよりもスローな釣りに向いているので、使い分けると良いですね。

メタルバイブの詳しい使い方についてはこちらの記事で解説しています⇓

【鉄板を制する者はデイゲームを制す!】シーバス用メタルバイブの使い方と厳選おすすめバイブ6選!

ミノーを使ったトウィッチング

ミノーはタダ巻きでも十分釣れるのですが、連続トゥイッチで逃げ惑う小魚を演出し、リアクションで食わせる方法です。

この釣りにおすすめしたいルアーが、定番のスーサン。

スーサンはリップレスのシンキングミノーで、トゥイッチをかけた時のダート幅がリップ付の物に比べて広く沈みが遅い。なので、一箇所でより強くアピールをする事ができます。

特に、この動画のように足元の護岸の際スレスレにキャストして連続トゥイッチをしてくる使い方は定番です。

ワーム

広く探るには非効率なんですが、目の前に確実に魚がいるとわかっている場所なら、食わせる力が高いワームのジグヘッドが有効です。

ダートでのリアクション狙いも有効ですが、プラグで出きらない時にスローな釣りでフォローをするという考えで、流れに乗せたスローなタダ巻きや、ボトム付近でのハゼなどをイメージしたリフト&フォールで使うのがおすすめです。

岸壁ジギング(ガンジギ)

港湾部や沖堤防などの水深のある場所では、足元にメタルジグを落としていく岸壁ジギング(通称岸ジギ)も効果的です。

ベイトリールにショートロッドという専用のタックルが必要になりますが、防波堤自体がシーバスが身を寄せる巨大なストラクチャーになっているので、それをスルーして沖にばっかりルアーを投げていては勿体ないです。

デイゲームでのオススメルアー10選!

コアマン アイアンプレート

シーバスのデイゲーム確立の立役者と言っても過言ではないのが、このコアマンのアイアンプレートです。

今でこそ鉄板バイブは数多く存在し、他におすすめしたいルアーも沢山有るのですが、今でも変わらず安定した釣果をもたらしてくれる実力は本物です。

飛距離、トラブルの少なさ、丁度いい引き抵抗…

まずはこのアイアンプレートを使ってみて下さい。

サイズのバリエーションも増えてきましたが、東京湾奥において、河川や港湾など幅広く使う事を考えると18gのIP-18レアメタルがおすすめです。

コアマン パワーブレード

こちらもスピンテールジグの名作です。

ブレードとリアフックを一体構造にして、フッキング性能向上と安定したブレードの回転が特徴です。

ブレード入門も、やはりまずはコアマンをおすすめします。

邪道 スーサン

湾奥のカリスマこと村岡昌憲プロデュースの小型リップレスシンキングミノー。

ただ巻きで、時折フラつきを見せながらのローリングアクションは秀逸だが、デイゲームでの定番の使い方は、なんと言ってもキレッキレのダートアクション。

この動画での解説にもある通り、岸際に着いたシーバスをリアクションで釣るのに、最適なルアー。

あまりに釣れるので、僕はスーさんじゃなくて「スー様」と呼んでいる程だ。。

邪道 グラバーHi89S

邪道のグラバーHi89Sは、早巻きに対応したシンキングミノーです。

デイゲームにおいては、とにかく魚に見切られないように早巻きをするのが基本的なテクニック。

ただし、一般的なミノーだと早巻きでは泳ぎが破綻してしまうので、バイブレーションを使う事は必然的に多くなります。

ただし、バイブでは底を擦ってしまうような浅い場所では、根掛かりで釣りにならない…

それを解決したのがこのグラバーHiです。

シンキングミノーですが、バイブレーション並のスピードでも姿勢を崩さず泳ぎ切ることができるので、シャローエリアの広いサーチに最適。

このグラバーHiは、ナイトゲームでも違った使い方で大活躍するので、必ず一つは持っておきたいルアーです。

ダイワ ミニエント57S

湾奥のプリンス大野ゆうき監修の名作ルアー。

バイブレーションとしてはかなり軽い部類ですが、小粒で空気抵抗が少なく飛行姿勢もいいため、安定した飛距離が魅力です。

そして、このミニエントはバイブレーションプラグながら、ロッドアクションを加えるとダートをするのが最大の特徴。

ただ巻きでも釣れるルアーですが、スーサンと同じように岸際に投げてチョンチョンダートさせてリアクションを狙ったり、スローなフォールスピードを生かしてリフト&フォールでボトムをじっくり攻めたりと、使いこなす喜びを感じさせてくれるルアーです。

AlterNative モンキー69バイブ(モンキーロックバイブ)

このモンキー69バイブも大野ゆうき監修ルアー。

キレッキレのダートアクションなど、ミニエントと似た特性を持っており、使い方はほぼ同じ。

ただし、こちらのほうが重量もある分フォールスピードが早く、ミニエントでは攻めきれない深いレンジや、早い流れで活躍する。

邪道 冷音(レイン)

邪道の冷音は、スナップをセットするアイが二箇所に付いていて、この位置の違いに寄ってアクションやレンジを調整することができるメタルバイブです。

トウィッチを加えると姿勢を崩す程度にダートするので、テクニカルに使いこなす楽しさのあるルアーです。

Megabass Dog-X jr. BAYDRIFT

朝夕のマズメ時の活性が高い時や、潮位が下がりシーバスと水面のベイトの距離が近くなっている時、そして、水面でボイルをしながら捕食しているような時にはやはりトップ!

水面を割ってバイトするシーンは興奮しますし、そんな時は他のルアーよりもトップのほうが効率的です。

このDog-X Jr BAYDRIFTは、初夏の湾奥河川メインベイトになるハクやイナッコにベストマッチの小粒サイズ。

水面を高速で連続トウィッチが効果的です。

コアマン アルカリ

シーバスでのワームを使った釣りを確立したのもコアマンの功績でしょう。

このアルカリ、渋い時でもめっちゃ釣れます!

ただ、広範囲へのアピール力は低く、サーチには効率が悪いので、魚がいると確信がある特に使うといいでしょう。

使用するジグヘッドとセットの仕方によって、ストレートリトリーブやダートを使い分けます。

ストレートリトリーブや、リフト&フォールなどのナチュラルな動きにはパワーヘッド

ダートさせてリアクションで食わせるときはアルカリダートヘッドが適しています。

使用方法は、上の動画でコアマンの泉さんが詳しく解説してくれていますので、参考にしてみましょう。

コアマン ゼッタイ

岸壁ジギングにおすすめなのがコアマンのゼッタイ!

岸壁ジギング専用に作られているため、絶妙なフォール姿勢とアクション、そしてトラブルの少なさで信頼の置けるメタルジグです。

フックが別売りとなっているので、同じコアマンから出ているこだわりアシストフックがマッチします。

【重要】釣ったシーバスを地面に置かないでね…

※この画像は、晩秋の寒い時期に釣ったものです。

釣った魚を記念撮影する時に、コンクリートなど平らなところに置きたくなりますよね…

でも、夏のコンクリートは60℃以上になるんです!人間でも触っていられない温度です。

普段冷たい水の中にいるシーバスは、人の体温でもやけどすると言われています(真偽は不明ですが…)。

そんなところに魚を寝かせたら…どうなるかは想像に難くないですよね。

釣った魚の針はずしや撮影は空中で行い、そのままリリースしてあげてください。


でも、大物が釣れて正確に計測したい…なんてこともあると思います。その場合は、バケツで水を汲んで、地面を冷やしてからにしましょうね。

このような、携帯性に優れたバッカンも出ているので活用してください。

【超重要】日焼け対策と水分補給はしっかりしないとヤバイです…

デイゲームの最盛期となる6月、7月、8月は紫外線も特に強く、夢中になって一日釣りをしていると火傷のような状態になることも…

しばらくお風呂に入る時にヒリヒリするのをガマンしていればいい位の話で済めばいいのですが、皮膚に重篤な疾患を引き起こす原因となることもあります。

帽子の着用はもちろん、ラッシュガードを着たり、日焼け止めを塗るなど、しっかりとした紫外線対策は必須です。

僕は、ラッシュガード着用の上で、肌の露出する部分にはZIGENの日焼け止めクリームジェル
を愛用しています。

男性用として開発されており、紫外線吸収剤や界面活性剤、シリコン、パラベンなどの化学物質が使用されていないので、敏感肌で悩んでいた僕にはうってつけの日焼け止めでした。

それと、熱中症にも厳重な注意が必要です。

釣りに夢中になりすぎると、つい水分補給が億劫になりがち…

多すぎるくらいに水を飲むようにし、塩分はタブレットやキャンディで補給することをおすすめします。

特に早急な水分補給が必要な状態になってしまった時には、抜群の水分吸収力を誇るOS1が重宝します。

ゼリータイプのパックを、バッグに入れて持ち歩くと便利です

さいごに

東京湾奥におけるシーバスデイゲームの基本について解説してまいりました。

勿論、釣り方はこれだけではありませんし、状況によってコレとは真逆のことをやる事もあります。

あくまでデイゲームでまだシーバスを釣ったことが無いとか、思うように釣れない方のための入り口として解説していますので、いろいろありすぎて迷ってしまっている方の参考になれば幸いです。

紹介した釣り方やルアーには、これだけではないバリエーションがありますので、そのへんはまた別の機会に…

慣れてきたら、自分だけの釣り方を探していくと面白いと思いますよ♪

それでは、よい釣りを!

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