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【これがクルクルバチの正体だ!】隅田川のバチ抜けでクルバチと青バチを捕獲して観察してみた

6月中旬の東京湾奥は、いよいよバチ抜けも終盤です。

今回は、釣りそっちのけで隅田川でクルクルバチと青バチを捕獲!じっくりと観察してみました。

クルクルバチって?

水中をクルクルスイスイと円を描くように素早く泳ぎまわるオレンジ色の小さな虫…

通称「クルクルバチ」や「トリッキーバチ」と呼ばれる彼らは、多毛類というゴカイやイソメの仲間です。

普段はカキ殻の隙間や、海底の泥の中にいると言われていますが、3月~6月の夜のとあるタイミングで産卵行動のために一斉に這い出てきて水面を泳ぎまわります。

※バチ抜けについてはこちらの記事をご参照ください⇓

【東京湾奥バチ抜けシーバス攻略法】バチパターンの釣り方とおすすめルアー※2020年バチ抜け予報付

クルクルバチは、東京湾奥においては、隅田川や港湾部の運河などに多く発生し、7月上旬まで見ることが出来ます。

体調は1~3cmという小さなそのシルエットと、トリッキーな動きはルアーで模倣することは難しく、これを偏食している時は悶絶に陥りがちです。

目の前で盛大にボイルしているのにカスリもしないあの状態に、きっと多くのシーバスアングラーが悩まされているはず…

特に、シーズン終盤になるほど、魚もルアーに慣れてくるからなのか、より一層難しくなる印象がありますね。

クルクルバチを捕獲して観察してみた

さてさて、そのクルクルバチを掬ってみましたよ。

地上から水の中を見るとオレンジや濃い黄色に見えるクルバチ君ですが、地上に出して見ると、頭が緑色で下の方に向って黄緑色になり、足が赤いという感じ。

よく釣具屋で釣りエサとして売っているジャリメにそっくりな体色です。

これを観察ケースに入れてみます。今回こんな物を買ってみました。

さて、前置きが長くなりましたが、

これがクルクルバチの正体です!

水の中で見ると、やっぱりオレンジ色。頭と尻尾が緑っぽい感じに見えますね。

魚からは一体どんな色に見えているのでしょうか…?

それにしてもすばしっこい…

狭い観察ケースの中を右に左に泳ぎ回り、スマホのカメラでは追い切れずにピントが綺麗に合いません。

何とか撮れた画像で確認して見ると、頭から4本の長いヒゲのようなのが出ています。

胴体後半からは、体の側面にフサフサに生えたちょい長めの足。これを高速で動かして泳いでいるんですね。

何だか愛おしく見えてきます…

えっ?僕だけでしょうか…?

青バチも捕獲しました

クルバチ観察に夢中になっていた時間から少し後に、青バチもチラホラ出ていました。

水面を引き波を出しながら、ゆらゆらスイーッと泳ぐやつです。
15cm位ある立派な個体。

緑色の胴体に、茶色っぽい足。尻尾の先の部分がオレンジの配色。

太いです。釣具屋でエサとして買ったら結構高そう…

この引き波バチを模したimaのアルデンテ95S(グレイ)を並べてみたところ、そっくりです。

こりゃ釣れるわけだわ…

【オマケ】カブトクラゲ?

クルバチと一緒に掬った中に、たまたまクラゲの幼生のようなものが入っていました。

体長2cmほど。キラキラと光って綺麗です。

調べてみた感じでは、カブトクラゲでしょうか…?

ちなむと、カブトクラゲってクラゲの仲間ではないんだそうな…

さいごに

網を持って、水の生き物を掬って観察する…なんだか、とっても童心に帰りました。

ここまで接近したクルバチの水中画像を見る機会もあまりないと思いますので、ルアーのカラーセレクトなどの際の参考に慣れば幸いです。

個人的には、クルバチのカラーリングは、ダイワのスライ95Fやキャロット72Sなどに採用されている「キャロット」というカラーにそっくりだと感じました。

実際、このカラーはよく釣れるんですよね。

まだまだ、バチ抜け終盤戦は楽しめそうです。

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【クルクルバチパターン】悶絶バチ抜けシーバス攻略法とおすすめルアー7選

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【東京湾奥バチ抜けシーバス攻略法】バチパターンの釣り方とおすすめルアー※2020年バチ抜け予報付

バチ抜け釣行記⇓

参考 バチ抜け釣行記釣リズム!