【シイラ釣り準備編2】船での装備
【準備編2】船でのウェアと装備
タックルはレンタルできるとしても、装備や小物類は自前の物を用意していく必要があります。
シイラ船に乗る上で、必要な物や服装などをまとめてみました。
シイラだけでなく、夏のオフショアのルアーフィシング全般に共通しています。
ウェア類(夏のオフショア)
帽子
日差し対策は勿論ですが、同船者のキャストミスや、船べりで突然フックアウトして吹っ飛んでくるルアーから頭を保護するためにも必要です。
友人は、帽子を着用していなかったために日射病で苦しむ羽目になりました。
風で飛ばされないよう、紐が付いたタイプがおすすめです。
偏光グラス
コールマン サングラス メガネの上から偏光サングラス オーバーグラス CO3012-1
これも、水面から照り返す日差しや不意に飛んでくるルアーから目を保護する為に絶対着用して下さい。
目の保護であればサングラスで十分なのですが、シイラはサイトフィッシングも醍醐味なので、できれば水面の乱反射をカットして水中を見やすくする偏光グラスをオススメします。
視力の問題でメガネを着用している方には、メガネの上から掛けられるオーバーグラスと言われるタイプもあります。
ウェア
快適性を求めなければ、正直なんでも構いませんが…できれば速乾性のシャツ&短パンがおすすめ。Tシャツでもいいですが、襟付だと首筋の日焼けを緩和できます。
肌を焼きたくない人は、下のようなラッシュガード(速乾性のマリンスポーツ用タイツ)の着用をおすすめします。
まぁ、ウェアに関しては、一度船に乗ってみれば重要性がわかるところですね…
滑りにくい靴
船のデッキは、魚が釣れた時に汚れを防いだり、魚にダメージを与えない為に水を出します。
濡れても大丈夫で滑りにくい靴が必須で、滑り止めのついたデッキサンダルや、マリンシューズなどがおすすめ。
指先の出るサンダルは、ケガをするのでやめた方がいいです。(針が掛かったまま船上で大暴れする魚や、ファイトで船内を走り回ったときにぶつけたりするので、かなり危険です。※禁止の船もあり)
ライフジャケット
船に乗るには装着が義務付けられてるので重要度MAXですが、通常は船宿で貸してくれるので持っていなくても大丈夫です(念のため船宿にご確認下さい。※レンタル品が非膨張式のオレンジの救命胴衣だったりすると暑いし動きづらいのが難点…)。
インフレータブル(膨張式)の腰巻きタイプが快適でおすすめです。国土交通省の安全基準を満たした「桜マーク付きTYPE-A」の物を選んで下さい。
グローブ
できれば装着して欲しいのがフルフィンガーのグローブ。
一日中激しいアクションを加える釣りな上、重量のあるルアーをキャストするので、指や手への負担軽減に大いに役立ちます。
滑りにくく、ラインを傷めにくい釣り専用の物がオススメです。夏用の薄めの物を選びましょう(ネオプレンとか買うと暑くて無理です…)。
ツール類
プライヤー
釣り上げたシイラは、物凄く暴れます。
手でルアーを外そうとすれば、ほぼ間違いなくあなたの手にフッキングします。
針外しにはプライヤーが絶対に必要です。他に、ルアー交換時必要なスプリットリングオープナーとラインカッターも必要になるので、これらを備えたフィッシング用で、できればホルダーとカラビナまで付いた物をおすすめします。
フィッシュグリップ
これも、安全に針を外す補助として、また写真を撮ったりする時にできれば持っておきたいところ。
シイラは大型になる魚なので、フィッシュグリップも大型の物を選びましょう。
フィッシングベルト
プライヤーやフィッシュグリップ、ギンバル等をセットしておくのにあると便利です。
腰巻きタイプのライフジャケットを買えば、それがフィッシングベルト代わりになるので、無くても大丈夫です。
レンタルのライフジャケットや、ベストタイプの物を使用するならあった方が便利です。
ギンバル
ダイワ UTファイティングパッド DA-4603 ブラック 943048
大型魚や、キハダなどと長時間ファイトをするのに、ロッドエンドをホールドして負担を軽減するのがギンバルです。
有ればメーターオーバーとのやりとりも安心です。
タックルボックス
メイホウ(MEIHO) バケットマウス BM-7000(ブラック)
オフショアの釣りでは、タックルや荷物をまとめておくのにこのようなボックスがあると便利。
オフショア用のタックルボックスとして人気なのは、メイホウのバケットマウス(BM7000、BM9000)や、リングスターのドカット(D-4700)等が代表的です。
結局、色々入れたくなるので、買うなら最初から大きめのものをおすすめします(マジで…)。
ルアーを入れるケースですが、バケットマウスの場合はメイホウVS-3010NDMがピッタリ収まるように設計されているので、それがオススメです。
ヘルスケア用品(船上の暴暑対策)
飲み物を入れたクーラーボックス
釣った魚をキープするためのクーラーボックスは、船に備え付けの物を共同で利用します。
体長が1m以上になる魚なので、それが入る程のクーラーの船内への持ち込みは迷惑がかかります(大きなクーラーの持ち込みを禁止している船もある)。
基本的に、飲み物や食べ物を入れておくためのクーラーとして小型の物を持ち込みましょう。
熱中症防止のために、中には最低でも2Lのペットボトルを1本以上!できればスポーツドリンクや麦茶などもほしいところ。危なそうな時は、水分吸収の速いOS-1があるとなお安心です。
日焼け止め
アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク SPF50+/PA++++ 60mL
とても大事なことなので何度も言いますが、真夏の船の上の暑さを決してナメないで下さい。
焼きたくない人はもちろんですが、ラッシュガードを着用しない場合は確実に火傷状態になりますので、日焼け止めは塗った方がいいと思います。
酔い止め
出船したら7〜8時間は海の上です。船酔いに自信がない人は酔い止め薬を…
筆者は、アネロンニスキャップが長時間効果が持続するので愛用しています。乗船30分前までには飲んでおきましょうね。