相変わらずの爆風吹きすさぶ毎日。
本当は相模湾にシイラを釣りに行こうと楽しみにしていたのに、これじゃ船が出るはずも無い。
それに、そろそろシーバスの顔も恋しくなってきたところ…
近所はあまり状況が良くないようなので、ポイントの新規開拓に行ってまいりましたよ。
海に向かって「バカヤロー」すら言わせてもらえない…
せっかくの休日だ。午前中からフルに動いて魚を探してみよう。
これだけ連日連夜南西の風が吹いていれば、風を受けるどん詰まりである千葉県の港湾部にはベイトが溜まっているんじゃないだろうか?
そう思い、とりあえず車を東へと走らせるが、ろくにリサーチもせずに凸したため、ポイントがさっぱりわからない…
海岸線を車で周ってみるが、どこも立ち入り禁止ばっかり!
しばらくウロウロしてみたものの、海に出ることすらできない…
結局、渋滞の中をトラックに揉みくちゃにされながら2時間ドライブしただけで、泣く泣く退散する羽目に…
ー完ー
いやいや、これで終わりじゃない!
このままじゃ終われないンダヨ!
時刻はすでに昼を過ぎ、潮位は下げ5分を回っている。
このタイミングなら河川の方が良さそうだと思い、あまりに爆風すぎて立っていることすらままならない感じなので、風裏になりそうなところを探してみる。
グーグルマップを見ながら、良さげな地形変化のある中流域をチョイスし、向かってみることに。
ファンキー兄さん登場
はじめてのポイントはワクワクする。
グーグルマップで目星をつけていたポイントに入る時、すぐ後ろから自転車に乗ったアングラーがやってきた。
短パンにタンクトップ、ショアジギタックルを手に、荷物は自転車のかごに入れたルアーボックス一個だけという超軽装なファンキーな感じの人だ。
どうやら、目的地は同じっぽい。
タッチの差でどっちが先だとかいう争いは嫌なので、声をかけてみたところ、なんだか超気さくに返してくれた。
ファンキー兄さんM氏
地元の方らしく、よくここに来ているそうな。
「一緒にやりましょう!」という事になり、この場所は初めてだと言うことを告げると、徹底的に地形から何から解説してくれた。いやー、ありがたや…
M氏のタックルは、ヘビーな10.3ftのショアマサ用ロッド。
シーバスを専門に狙うのにはゴツすぎるタックルだけれど。鉄板を使うことが多いデイゲームで、しかも淡水魚も多いこのエリアでは、理にかなったタックル選択だと思う。
これなら、スズキサイズだって余裕でブチ抜けるぞ(笑)
まぁ、みんな仲良くしようよ
M氏と談笑しながら釣り開始!
梅雨が明けてからというもの、ずっと赤潮状態の港湾部や河口部と比べて、なんと水の色のいいと事か…
程よくいい濁りが入った川の色。岸辺にはイナッコがスクールしている。
いかにも釣れそうだ。
鉄板バイブから始め、いろいろルアーをローテーションさせながら探っていく。
あれこれ試しても全くバイトは無いのだけれど、おしゃべりをしながら気楽な釣りもいいもんだねぇ。
M氏も言っていたけれど、なんか一人でムスッとしてるアングラーは多くて、一人で静かにやりたいのかと思いきや、十分な間隔を空けずに近くに入ってきて、キャストコースを潰されるようなこともしばしばだとか…
せっかく遊びにきてるんだから、お互い楽しく気持ちよくやりたいよね。
一声かけるだけでそんなトラブルにはならないし、新しい世界が開けるかもしれないんだから勿体無い…
みんな、気持ちよくやろうよー…
諦めなければ神様は微笑む
釣れないまま時間が過ぎ、ソコリを迎えていい感じの雰囲気なんだけど、いかんせん反応がない。
下げいっぱいやったら帰ろうかと思っていたのだけど、最近あまりに釣れていないし、ちょっと遠出したから何とかして釣りたい…
結局、上げの流れが効く時間まで延長戦をすることに。
そして、上げの流れで水が動き始める頃、M氏に待望のヒット!!
しかし、足元でのピックアップバイトだったために、即バレしてしまう…
時合い到来か!?
今までバイトも無かったのでにわかにテンションが上がる。
その後も上げの流れは加速してきて、目の前にいいヨレを形成していた。いい雰囲気だ…
しかし、単発の魚だったのか…結局何事も無いまま、さらに時は無情に過ぎていく…
そして、さすがにもう帰らなきゃならない時間…
「いやー、今日は楽しかったですねぇ!」と、会話もクロージングに入る。
話が終わったら帰ろう…そう思ってキャストを続けていた。
ルアーが着水した場所は、ややダウンに横っ腹に流れを当てながら沖の潮目をトレースできる理想的な場所。
なのに、そのチャンスにもルアーがエビってしまうという…今日はとことんダメな日だ。
なんとかルアーに絡んだラインが外れないか、何度かロッドを煽ってみる。
その時だ…
ロッドに重みが伝わる!!
糸絡みを外そうとしたルアーが、さらに酷い状態になって水の抵抗で重くなったのかな?
一瞬そう思ったが…
なんか引いてるー!!
そのまま巻いて来ると、銀色の魚体が水面を割った!!シーバスだ!!
やったー!ヒット!!
と、同時にM氏のロッドも曲がる!
ダブルヒット!
バラシの多い鉄板だから、バレてくれるなよ…とヒヤヒヤしながらのファイト。
サイズはそんなに大きくもなく、何とかスムーズに無事ネットイン!!
50オーバーのフッコさん
いやー…久しぶり…
感無量です。はい…
ヒットルアーは、おなじみJacksonの鉄PAN vib26g(アカキン)
リーズナブルで、トラブル少なくよく釣れる。僕が愛してやまないメタルバイブ。
フックに絡んだラインをなんとかしようとしたのが、リアクションバイトを誘発したようす。
釣れちゃった感満載のラッキーフィッシュ(笑)
で、M氏の方はというと、なにやら豪快なファイトをしている。
ショアマサタックルに為す術も無く引きずられてきたのは…
ハクレンでした(笑)
荒川の上の方はコレが多くなるからなぁ…
こんなの掛けたら30分コース…強いタックルで挑んだほうが良さそうですね…
そんなこんなで、本日の釣行は終了。
Mさんありがとうございましたm(_ _)m
また次回ご一緒できる日を楽しみにしてますよー♪
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