ダイワのガルバシリーズのラインナップに、最大となるガルバストロング120Sが追加!
7月下旬に発売されたので、早速購入してみました。
ガルバシリーズに期待の新作が登場!!
ダイワのモアザンガルバといえば、もはやシーバスの表層レンジ攻略には欠かす事のできないルアー!湾奥のプリンスこと大野ゆうき氏監修のこのシリーズは、ファットなボディーにもかかわらずよく飛び、スローに巻いてもすぐに浮き上がって水面直下を引く事ができます。
なので、ハイプレッシャーによって沖の流心の方でボイルをしているシーバスに物凄く効く!
小さなリップのおかげで水噛みが良く、流れの変化も感じやすいし、横風が強い時も水面を滑らずに泳いでくれる。
僕は、釣り場に着いて真っ先に投げるのが、多くの場合はこのガルバです。
それくらい絶大な信頼をしているルアーなんですが、正直なところ、今までの大きめサイズであるガルバ87Sではちょっと中途半端だなーと感じていました。
そんな中で、個人的には超超超超待ち望んでいた120mmサイズが発売!
もちろん早速購入しましたよ。
早速、ファーストインプレッションです。
ガルバストロング120Sというルアー
ガルバストロング120Sのスペック
- 全長120mm
- 重量45g
- フック#1
- リング#4
外観は、今までのガルバをそのまま大きくしたような感じです。
元々ファットなボディーであるガルバ。120mmサイズにすると、かなりの塊感があります。
重量は45gもある。
これまでのガルバシリーズを並べてみると、その圧倒的な存在感に何だか笑える。
長さはともかく、真上や正面から見るとボリュームの違いがわかりやすいかな?
上から、120S、87S、73S、スリム
ガルバ4兄弟…いや、これは父と3匹の息子達という感じだ
一番小さい73Sと比べると、なんだかすごい(笑)
ボリューム的には、シイラやマグロのルアーと同じ位
代表的なシイラ用ルアーである、マングローブスタジオのマヒペンと同じクラスという感じ
実際には、マヒペンの大きい方でも28gなので、それ以上のボリュームがあるルアーです。
ガルバストロング120Sの特徴
重心移動式
ガルバ73Sと87Sは固定重心だったけど、ガルバストロングは重心移動式。
パチンコ玉位の巨大なスチールボールが二つ入っていて、僅かだが移動する。
スイム時はマグネットで固定される仕組み。
この古臭い重心移動システム、もう少し工夫できなかったのかという気もするけど、プリンスがいいって言うならコレがいいんでしょう。
大型魚対応設計
ストロングと言うだけあって、他リブ構造の高強度ボディー設計。
いっそワイヤー貫通式なら、不安感は無く使えるんだけどな…
シーバス専用ならこれでも十分すぎる強度だと思うけども。
そして、#1の大型太軸フックや#4のスプリットリングなど、対ランカーシーバスや、シイラや青物への使用も想定しての作りになっています。
ガルバシリーズ共通のショートリップ
浮き上がりを早くし、水噛みを良くするショートリップ。
横風を受けても、リップがしっかり水に食いついて、水面を滑る事なく動いてくれるという効果もある。
ガルバストロングのインプレ
ガルバストロングを早速投げて遊んできました。
使用タックルは、ヤマガブランクスのバリスティックベイト85M nanoに、ダイワZ2020ブラックリミテッド
ラインはバークレイのスーパーファイヤーライン2号に、フロロ30LBリーダーという組み合わせです。
キャストフィールは豪快!
ブンっ!
ひゅるるるる〜………ドボン!
という感じ。
投げてるだけでも楽しい(笑)
ファットな割に飛距離は出ますね。
さすがに鉄板バイブやトライデント程ではないけど、ヨレヨレ以上は飛ぶ。
メーカーテストによると、MAX79.5m、アベレージ75.9mとのこと。
ただし、タックルバランス次第…
このウェイトを背負えるシーバスロッドはそうそう無いです。
一般的によく使われるMLクラスのロッドでの使用だと、フルキャストしたらロッドが折れるかラインが切れるか、スナップが破損するでしょね。
フワッと投げれば使えなくもないけど、それだとあまり飛距離は期待できない。
とにかく、このルアーの特性をフルに活かすならば、ベストバランスはM〜MHクラスのベイトロッドにPE2号かなぁ…
スナップも強いものを使わないと、キャストの衝撃で開いて飛んでいきますよ。
普段僕がよく使うダイワのライトスナップMでは力不足。
カルティバの太軸のスナップなんかがおすすめ
浮き上がりは確かに早いけど、重心移動なのでリトリーブ開始時にジャークしてウェイトボールを戻す必要がありますね
投げたままゆっくり巻くと、ウェイトが戻らずにキチンとアクションしない事がある。
アクションは、ボディーがデカイだけあって、S字に近いかなりゆったりとした大きなスイングアクション。
ロッドを立てて巻くと、水面に引き波を立てて泳いでくれるのは、ガルバシリーズ共通の特徴です。
あまり早いリトリーブでは泳ぎは破綻する。このルアーは、あくまでスローな速度が得意領域。
河川の大潮の下げの流速でも、流してゆるく巻く程度ならいい感じに泳ぎます。
高速巻きには対応していないけど、ペンシルのように水面を高速でトウィッチさせたりドッグウォークさせたりするトップウォータープラグとしての使用もGOOD!
スプラッシュを伴いながらヌメッと水に絡みつく感じのアクションで、スレたシイラにも効きそう。
ガルバストロングはこんなシチュエーションで使いたい
とにかく秋のオープンエリアでのコノシロやボラに付いている大型狙いには最高でしょう。絶対釣れるやつです、コレ…
シャローなら、一日中これを信じて投げ倒してもいいかなと思えます。
このガルバストロングが発売された7月末の東京湾奥は比較的小さめのベイトが中心になるので、まだ出番は少ないと思います。
というか、タックルも強いものが必要だし、ボックス内の場所も普通のルアー4個分位スペースをとるので持ち歩けません(苦笑)
早く秋にならんかな~…
その前に、シイラで試してみたいと思います。
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