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【エサvsルアー】メーターオーバーと格闘!シイラ爆釣の相模湾釣行(芦名常丸)

2018年相模湾シイラ釣り、第3戦目!

今回はいつもの乗合船のガチなスタイルではなく、ゆる~く、ライブベイトを使ったエサ釣りもアリの仕立て船釣行!

エサ釣りに、果たしてルアーでどこまで対抗できるのでしょうか…?

芦名常丸にて出航!

今回は、ミュージシャンユーチューバーであるTOKYO BAY GANGS(以下TBG)の撮影を兼ねての釣行!

この日にお世話になったのは三浦半島芦名漁港の芦名常丸(あしなつねまる)さん

まだ薄暗い時間に、常丸の小屋に集合です。

仕立て船なので、あの苛烈を極める乗合船のミヨシ争奪戦の為に早くに家を出なきゃならないということも無く…おかげでゆったりと出発することができたのはイイですね。

芦名常丸は、比較的小型の和船を使用しています。

船長の高橋常春さん(常さん)

御年70歳の現役ベテラン漁師さんです。

基本的に、普段は餌釣りを得意としているみたい。

宮下せんちょ率いるTBGの本日のメンバー5人うち、半数以上はライブベイト(活きマイワシ)を使ったエサ釣りを選択。

ライブベイトも生簀に準備万端!

辺りが明るくなってきたAM5時出航!

さぁ、餌釣りにルアーでどこまで対抗できますやら…

大荒れの相模湾…

小さな芦名漁港から出ると、前日から吹き続ける強風の影響で白波が立つほどの海況…

写真では伝わりきらないけど、シイラ釣りには最悪のコンディション。

そして、小型の芦名常丸ではかなりツライ…

いつものようにミヨシで魚探そうと思っていたけど、波を乗り越える度に絶叫マシンのような落下が繰り返され、まともに立っている事すらままならない…

何度も頭から波を被り、自動膨張のライフジャケットが暴発するんじゃないかとヒヤヒヤもんです。

写真撮りたいけど、そんな事してる余裕全くありません。手を離したら海に放り出されそうな感じに、こりゃたまらん…と、トモの方に避難。

ノリオ君はミヨシで頑張っているけど、これは、ただ怖くて動くに動けなかっただけだそうな(笑)

パヤオに一番槍!

そんな海況なので、潮目は消え漂流物も沈み、頼れるのは鳥山とパヤオのみ。

途中鳥が刺している場所はあったものの、まとまらず…波のおかげでナブラもわかりません…

というわけで、鳥をスルーして、やってきたのは浮き相模2号

他の乗合船より早い時間の出船のため、朝のフレッシュな状態のポイントに一番槍を入れることができるのが仕立船のいいところ。

船長の常さんが「ルアー投げて魚いるか確認して~!」と言うので、高波で揺れるミヨシの手すりに体を押し付けて踏ん張りながらポッパーをキャスト…

すると、ポッパーの後ろで水柱が炸裂!

 

いた!シイラいた~!

 

数投するも食い切らないので、一撃必殺のシンペン(ボラドール110LS)にチェンジ

すると、すぐにヒット!

ヒットしたシイラは水面下でギラッと光ったと思うと、全身を水面から出す豪快なジャンプ!

 

デカイ!

 

余裕でメーターは超えている。

揺れが激しく踏ん張りが効かない不安定な状態のおかげで、急にもの凄いスピードで右へと走ったシイラに僕は体ごと持っていかれ、ミヨシの手すりへとたたきつけられた。

左舷側に立っていた僕は、何とか足場を確保して体勢を立て直し、船首部分へのラインスレを回避。

…と思ったら、今度は左に走ってまたジャンプしている。

そして、今度は下へ下へと突っ込み始めた。

フォアグリップに手をかけ、魚の動きが止まったところですかさずポンピングで距離を詰めようとするが、今度は船の後ろに向って猛烈なダッシュ。

通常なら僕も後ろへと移動するところだけど、いかんせんまともに立っていられないような状態なので移動出来ず…その場で耐えてランをやり過ごす。

少しずつ距離を詰めていくが、また豪快なラン!そして、連続ジャンプをかまされ、ロッドからテンションが抜ける…

あえなくフックアウト…

 

悔しいいい!!!

 

エサ組戦闘開始!

残念ながらバラしてしまったメーターオーバー…

しかし、まだまだ魚はいる!

すぐに気を取り直して次のキャスト!

すると、すぐにペンペンがヒット!

ヨユーで抜きあげできるサイズ

とりあえずゲット出来たので一安心…

そして、バタバタしている間に餌釣り組の方もスタンバイ完了

餌釣り組は初心者のため、常さんが慣れた手つきでイワシを付けてくれる。至れり尽くせりだ。

ルアーでシイラは既に寄っている状態。

そこに、常さんがさらにチャミングを行い活性を上げる!

そして、ライブベイトを投入すると、世界一スレていると言われる相模湾のシイラ達がいとも簡単に食いつく…

 

活餌!入れ食い!

 

予想した通りと言うか、まぁ、だよね~(笑)

次から次へとヒットするシイラに、餌釣り組はお祭り状態だ。

そんな中、ルアーで釣る事に拘って頑張ってみる。

相変わらず相模湾のシイラは学習能力が高く、反応があったルアーも2投目にはもう見切られている。

数投毎に次々とルアーをチェンジしながら、食いついてくれるルアーを探していく。

数本のペンペンをキャッチできたが、中でも異様な程に反応のいいルアーがあった。

それが、まだ発売されて間もないダイワのモアザン・ガルバストロング120S

前回の釣行でも好成績を叩きだしたが、やはりこの日もガルバストロングは強かった…

着水音もいいのか落ちパクも多く、アクションさせると我先にとシイラが襲い掛かってくる。なにこれ、こわい(笑)

ファットなボディーと小さなリップのおかげで、水に絡みつくように短い距離でアピールでき、今日みたいな強風下でも水面を滑らずに、短い距離でしっかりとアピールできる。

凄いです…ガルバストロング…

とはいえ、ことごとくバラしてしまいノーゲット。

※ガルバストロングについてはこちらの記事へ⇓

【ガルバストロング120S発売!ファーストインプレ】ダイワのモアザンガルバシリーズに対ランカー用期待の新作が登場!!

流石にガルバストロングも見切られてしまい、さらにローテーション。

ここで、食い渋った時に絶大な威力を発揮するアトゥーラ120のシラスパニックカラーを投入

船の周りに見える魚影はペンペンばかりだったが、少し遠投してスキッピングとスイムを織り交ぜながら高速でアクションさせてくると、ひときわ大きな水しぶきが上がった!

 

ヒット!

 

針に掛かった魚は豪快な連続ジャンプ!

今度のもデカイ…余裕でメーターオーバー確定

ジャンプを繰り返した後は、横に猛烈に走る。

しかし、船が大きく揺れて体勢を確保出来ずにテンションが抜けてしまった隙をついてさらにジャンプ…

 

 

あえなくフックアウト…

 

 

あ……

 

18カルディアLT5000D-CXHについて

この日のメインタックルが、ダイワ・18カルディアLT5000D-CXHとパームス・シーラプチャーSCGS-69L

カルディアLT5000D-CXHは、ハンドル1回転105cmの巻き取り量を誇る超ハイスピードギア、十分な糸巻き量、MAX12kgの強力なドラグ、そしてライト&タフをコンセプトに設計された軽さと剛性…

シイラ用にバッチリなんじゃない?と、試しに購入してみました。

ドラグはヘッジホッグスタジオのMAXBBチューンで強化されているものの、メーターオーバーとのファイトにも全く不安感無く快適に使用できました。

耐久性という意味ではもっと使い込まないとわからないけど、とりあえずシイラ用として十分な性能を持っていると感じましたね。

一日中激しいアクションを加えるこの釣りに、驚異的な240gの軽さは強力なアドバンテージ!

非常に高価なオフショア専用リールと比較しても、リーズナブルなのも魅力ですね

シイラの一本釣り!?

2回のメーターオーバーのヒットもモノにできず、その後もポツポツとペンペンを追加するが、流石にスレきってしまい全く食いつかくなってきた。

通常のルアー船なら、さっと見切って次に移動するところだが、今回はエサ釣りが大半の釣行だし、こんな海況では魚も探せないため、移動せず粘り続ける。

ものは試しと、スピンテールやらバス用のバズベイトやらも投げてみるが、興味を持ってゾロゾロと付いて来るものの、全く食うスイッチは入らない。

ストレートに引くだけのルアーはホント食わないね。。

そして、釣れすぎて飽きて休憩していたエサ組に常さんが「一本釣りやってみる?」と提案。

まるで棍棒のようなカツオの一本釣り用のロッドを取り出してきてくれた。

船首から放水をした上でチャミングの活きイワシで活性を上げ、そこにライブベイトを投下…

宮下せんちょ、一撃でヒット…

シイラが空を飛んで来る!

タツヤさんも一本釣り!

次から次へと中を舞うシイラ…

 

これは漁だ…

漁だよ…

 

エサ組はもう完全に満足しきって飽きている。

船に不慣れな人は寄ってダウンしている始末で、流石にこの状況で続けても仕方ないと判断。

戻りながら鳥山を探し、サバやカツオを狙ってみようということに

シイラの楽園へ…

帰りは追い風ということもあり、朝より穏やかな感じに。

ダメ元でミヨシに立って魚を探してみるが、全く気配も無いまま定置網周りへ。

通常遊漁船は狙わない(というより狙えない)ポイントだが、このへんは漁師である常さんならでは。

サバ狙いとの事だったけど、ブイにシイラが付いてやしないかと試しにキャスティングをしてみることに。

数投すると、着水と同時に何者かがバイト!

その後のアクションでもヒットにはいたらなかったので、回収してもう一度投げ込むと魚が跳ねた!

 

シイラだ!

 

ここが激アツポイントとなり、ルアーを投げ込むと数匹のシイラがトビウオのように空中を飛びながらルアーに襲い掛かってくる…

もう、入れ食い状態…

サイズはペンペンながら、一部大型も混じっている。

ルアーチェンジも面倒になり、ほぼガルバストロングアトゥーラ120のシラスパニックで数を重ねていく。

ペンペンとバカにしていると、中には時折船べりで猛烈に突っ込んでドラグを引き出していくヤツがいる。

やはりシイラはシイラだ。

最大80位までのサイズをゲットしたが、もう写真を撮るのも面倒にな感じに…

メンバーも満足していたので、予定より2時間以上早く沖上がりとなりました。

最後にノリオ君がマルソウダもゲット

さいごに

小屋に戻ってからは、テラスのテーブルで心地よい風を受けながらしばしの談笑タイム。

TBG代表の宮下せんちょと常さん

僕らがミュージシャンであることを話すと、なんと、常さんも昔はギターをやっていたそうだ。

宮下せんちょが、「モテたでしょ~」ときくと

「モテたね~」と屈託の無い笑顔で応える常さん(笑)

人生経験豊かな常さんの話は本当に深い…

70を過ぎても海に出続ける常さん。

世間一般では体を労った方がいいと言われる歳だけど、海に出ないとかえって調子が悪くなるんだそうだ。

その人柄の良さと確かな漁師勘のおかげで、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。

また遊びに行きたいと思います。

 

あっ…エサvsルアーの結論ですが、

 

数釣りではエサには敵わない。でも、ルアーにはより大型のチャンスがある!

 

というところでしょうか…

 

TBGの動画が出来上がるが楽しみです♪

芦名常丸

住所神奈川県横須賀市芦名1丁目17−2
TEL090-4728-4448
MAP

芦名常丸の予約は、ポイントが貯まる釣割(ちょうわり)からのWEB予約がおすすめです⇓

 

※常丸のランディングネットは、正直心もとないです…ガチでシイラやる方は、ネット持ち込んだ方がいいかも。

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