今回は、初シーバスを荒川で釣ろう企画!
いや、僕じゃなく…
若き初心者アングラー飛鷹くんに、荒川の神様は微笑むのか…?
忖度ラムネと初心者高校生
車が修理中のため、電車で仕事に行った帰りのこと。
車内で年配の男性に席をお譲りしたら、「お礼に」と、こんな物をいただきました。
「忖度」と、マジックで書かれたラムネらしき…
あ…ありがとう(^_^;)
謎の忖度ラムネを貰ったその夜は、いつもの荒川ホームへ。
今夜はゲストが一人!
初心者アングラーの飛鷹くん。
飛鷹くんとは、TwitterでDMをくれたのが出会いのきっかけ。
まだ高校生で、自分の子供でもおかしくない年齢ですわ…
「どんなルアー使えば釣れますか?」と聞かれたのだけど、話を聞いていると、釣り自体始めたばかりとの事。
これはDMのやり取りより、会って伝えた方が早いと思い、先日キャストの仕方からレクチャーさせてもらったところ。
その後、しっかりキャスト練をしてきてくれたので、今日はいよいよ実釣のステップです!
初めての河川明暗の釣り
正直なところ釣りやすい状況とは言いにくい最近のホームエリア。
ともあれ、やはり明暗なら釣果は出しやすいし、流れと食わせのピンの関係など基本的な事を理解しやすい。
ただ、キャスト精度が重要となるため、前もってキャスティングのレクチャーをしておいたわけです。
上げの流れの効くタイミングでポイントにイン。
予想に反して流れが殆ど無く、水面は鏡のよう…
特にこのポイントでは、風によって流れが左右されるため、無風状態では流れが寄らない事が多い。
水面にはハクの波紋が見えるが、ボイルも無いし追われている様子も無い。
こりゃ厳しいか…
上げの流れが緩やかなせいか、水も澄んでいて、明るい所の水面付近でボーっとしているヤル気が無いシーバスが見える。
とりあえず魚はいる。
飛鷹くんに、攻め方の基本をレクチャー。
とにかく、
橋の上の通行人を必ず確認することと、
絶対にルアーを橋の上に飛ばさないつもりでキャストすることを厳守してもらう。
そのためにキャスト練を積んでもらってきた。
あとは、その練習が釣果となってくれるかだ…
しかしまー…この日の荒川の神様はご機嫌ナナメ。
終始流れは寄らぬまま、手前側は満潮時間を前にして反転し始めた。
上流側は無人だったために、立ち位置を移動。
このまま下げまで延長戦ですな。
初シーバスヒット⁉︎
手前側が下げ始めたと同時に、北よりの風が吹き始める。
次第に強くなっていく北風は、川面を押して下げの流れを加速させていく。
しかし、ただ流す釣りではバイトが出ない。
飛鷹くんに釣ってもらう為には、攻略の糸口を見つけなければ…
K-太58をセットし、ロッドアクションを加えながら探っていく。
明暗ラインをかすめるようにターンさせた時、ドンッといいバイトが出た!
ヒット!
サイズは60弱ぐらいだろうか。
飛鷹くんに、シーバスのファイトを見せるために、ワザと水面でエラ洗いさせて遊んでいたら…バレた(;´Д`)
流すより、トウィッチを入れた動きに高反応な夏っぽいパターン。
飛鷹くんは、まだ細かいロッドワークまでは教えていない。
その場で、アスリートS7を渡して動かし方の手本を見せる。
「ほら、こんな感じで…」
チョン、チョン、チョン…ドンっ!
ヒット~!
…って、
僕が釣っちゃいかんのよ(;´Д`)
さっきよりサイズが落ちて、45くらいのシーバスをゲット。
とりあえず、ヒットパターンは掴めたので、後は飛鷹くんが釣るだけ!
最初はおぼつかない手つきだったけど、さすが若いだけあって飲み込みが速い。
アスリートがいいダートを見せるようになってきた頃、飛鷹くんにもバイト!
しかし、ヒットするも即バレでファイトまで味わえず…
そして、辺りはすぐに明るくなる。
タイムアップ…
この日の釣りは残念ながら終了となりました。
本日の釣行まとめ
残念ながらキャッチできなかったけど、魚からのコンタクトを得られた事で一歩前進!
釣れなかったら悔しくて釣りに行っちゃうし、釣れても嬉しくて行っちゃう(笑)
フィールドは毎日違った顔を見せてくれて、全く同じ状況なんて存在しない。
それが釣り!
飛鷹くんの釣り人生はまだ始まったばかり。
次はゲットできますように…
本日のヒットルアー
タックルデータ
ロッド:ダイワ・モアザンブランジーノ87MLM
リール:ダイワ・19セルテートLT4000-CXH
ライン:よつあみ・G-soul X8 1号
リーダー:山豊テグス・フロロショックリーダー20lb