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【すみだ水族館が凄い!】趣向を凝らした大人の癒やしの空間を徹底紹介!

すみだ水族館って知ってますか?

スカイツリーの足元「スカイツリータウン・ソラマチ」の5Fと6Fにあるこじんまりとした水族館です。

ヨメとデートで行ってきたんですが、その規模から察するに、行く前はこう思っていました。

 

きっと展示している魚種は少ないだろうな…

ちょっと調べた感じだと…熱帯魚と金魚とクラゲとねぇ、あとペンギンとオットセイがいる!

って、これで2,050円は高くない?

 

しかーし!!

 

実際に訪れてみて、その予想を大きく裏切られる事になりました…

すみだ水族館は、『鑑賞する水族館から、体験する水族館へ』をテーマとした新しい水族館!

限られたスペースの中で様々な工夫を凝らし、大人でも楽しめる素晴らしい空間に感動しっぱなし!

それは、今までの水族館のあり方を変えてしまったとも言っても過言ではありません。

さぁ、今回はそのすみだ水族館の魅力を沢山の画像と共にお伝えしたいと思います。

※2018年11月時点での情報になります

すみだ水族館の概要

所在地東京都墨田区押上一丁目1番2号 東京スカイツリータウン・ソラマチ5F・6F

TEL03-5619-1821(9時~21時)
公式HPhttp://www.sumida-aquarium.com/
営業時間9時~21時
※入場受付は閉館の1時間前まで
※季節により変動あり
休館日なし(年中無休)
※水族館のメンテナンスやイベント等により、入場ができない場合あり。

アクセス

東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー」駅すぐ
東武スカイツリーライン・東京メトロ半蔵門線・京成押上線・都営地下鉄浅草線「押上(スカイツリー前)」駅すぐ

【重要】専用駐車場はありません!

スカイツリーには駐車場がありますが、すみだ水族館とは提携しておらず割引サービスを受けることは出来ません。

少し歩けば周辺にコインパーキングもあり、安い所だと上限1,000円位で利用できます。

料金(個人)

大学生高校生中・小学生幼児(3歳以上)
一般2,050円1,500円1,000円600円
年間パスポート4,100円3,000円2,000円1,200円

※障がい者手帳をご提示の方とご同伴者(1名様)は、入場料金が一般料金の半額(1円単位を四捨五入)になります。
※中学生、高校生の方は、チケット売り場で生徒手帳をご提示ください。
※障がい者手帳をご提示の方は、年会費が半額となります。
※中学生、高校生の方は、チケット売り場で生徒手帳をご提示ください。



すみだ水族館の魅力をたっぷり紹介!

すみだ水族館は、東武スカイツリーライン東京スカイツリー駅の出口を出てすぐ!

ソラマチのウエストヤード5Fが入り口になります。

入り口右側のチケット売り場で入場券を購入して中へ…

中は8つのゾーンに分かれており、なんとなく歩いて行くと順番に巡ることができるようになっています。

途中分かれ道もありますが、特に順路指定や制限はないので、夫々が好きなように廻って好きなだけ楽しむことが出来る動線設計。

さて、各ゾーンの魅力を紹介していきましょう!

1.自然水景

入場して階段を上がると先ずは色とりどりの小さな熱帯魚の入った大きな水槽がお出迎え。

どれも自宅で飼育出来る魚ばかりだし、特に変わった魚がいるわけではないのだけど…

一瞬「なんだ…やっぱりただの熱帯魚水槽か…」と思ってしまうけど、繁茂する水草による光合成と、水槽を掃除し続けるエビや小魚によって常に良い環境が保たれるように工夫されている。

自然のサイクルを魅せることにテーマを置いた展示になっています。

なかなか深いんですよ、これが…

2.クラゲ

明るい自然水景のコーナーとは対照的に、こちらは照明を落としたクラゲのコーナー。

暗い展示室の中で、落ち着いた照明に浮かび上がるミズクラゲの群れ…

フワフワとゆったり漂うクラゲ達に心癒される、幻想的な空間です

珍しいクラゲも含む数種のクラゲが展示されており、クラゲを美しく見せるための展示の工夫に感心してしまうのですが…

このクラゲコーナーには「アクアラボ」と名付けられた施設が併設されています。

研究員が常駐しており、中で何やらガチの研究をしてるっぽい…

ミズクラゲの発生~一日置きの成長の過程も見ることができる。

クラゲの成長って早いのね…

そして、タイミングが良ければこの研究員さんが外に出てきてクラゲの餌やりを見せてくれることも!

説明しながら餌となるプランクトンが入った液を入れていきます。

研究員:「長い触手を持ったギヤマンクラゲは、エサが触れると触手が縮むんですよ」

めっちゃ絡んでマス(;´Д`)

ちなみに、このクラゲ水槽の水は一日3回も水換えが行われます。

水換え時には、クラゲたちを一匹一匹丁寧に杏仁豆腐用のオタマで掬っているそうですよ。

3.アクアギャラリー

アクアラボのすぐ先はアクアギャラリーと言われる、壁に埋め込まれた小さな展示水槽が美術館のように並んだ空間です。

このアクアギャラリーの1画には、「エサをほとんど食べない」と度々話題になるダイオウグソクムシもいます。

さながら深海の巨大ダンゴムシといった感じです。

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4.サンゴ礁

暗いアクアギャラリーの通路を抜けると、開放的な空間に。

メイン水槽である東京大水槽を上部から間近にみられるほか、ペンギン水槽を上から眺めることも出来ます。

そして、その右奥にサンゴ礁の海を再現したコーナーがあります。

サンゴ礁の海を再現した熱帯魚たちも美しいのですが…

何と言ってもここのメインはチンアナゴが大量に入った水槽でしょう。

色とりどりの愛くるしいガーデンイールが、砂の中からひょっこりと首を出して並んでいます。

実は結構長い…

他にもこんな魚も

飼育が難しいとされているサンゴを沖縄の海から移植し、人工海水で飼育して最終的に沖縄の海に返すという環境再生プロジェクトも行っているそうです。

ウミキノコは、毎日定時にエサやりイベントがあるみたい

5.ペンギン

サンゴ礁ゾーンを抜けると分岐があり、右は万華鏡トンネルへ

そして、左側にはすみだ水族館の目玉であるマゼランペンギンの巨大水槽があります。

サンゴ礁ゾーンからは、上から全体をじっくり眺めることができ、左のスロープを下っていくとペンギン水槽の下に出られます。

水量約350トンの国内最大級の屋内開放のプール型水槽で、様々な角度からペンギンを眺める事ができる。

水中の様子も…

実は、通常はペンギンを屋内で飼育展示するのは大量の排泄物のおかげでかなり臭いが酷いという非常に厄介な問題があるんです。

でも、ここすみだ水族館では全く臭いません。

これは、ペンギンの居住スペースである岩山に強力な換気扇が設置されており、それ以外に通路の階段に送風機が埋め込まれているなど、風の流れも考えられた設計で臭いが出ないようになっているんです。

これ以外にも、飼育員さんがこまめに岩山の清掃をしている姿が見られます。

また、照明も時間によって三種類を使い分け、より自然界の状況の近くなるようにしてあり、ペンギンの繁殖行動に影響しないように配慮がされています。

すみだ水族館のペンギン飼育は、様々な工夫と努力のおかげで成り立っているんですね…

ちょうど僕らが訪れた時は「LOVE推しペン超選挙」というイベント開催中でした。

入場時に渡された投票券を好みのペンギンに入れるのですが…

センターに選ばれると、様々な特典があるらしいのですが…

うーん…

 

違いがわからん…(;´Д`)

 

こんな、人間ペンギン関係相関図も(笑)

ペンギンの世界も大変なのね…

で、結局どれが誰だかわからないので、名前で決めました

僕はドラマーなので、たいこちゃん推しで。

6.オットセイ

ペンギン水槽の隣にあるのがオットセイ水槽

こちらでも、椅子に座ってゆっくり眺める事も…

側面から見る他にオットセイトンネルから、水中をビュンビュン泳ぎまわるオットセイ達を間近に見る事もできる。

そして、運が良ければスタッフが時々オットセイたちをお客さんのいる通路に連れ出して散歩させたりも!

これは凄いですわ…

7.東京大水槽

伊豆諸島・小笠原諸島をはじめとする219の島々「東京諸島の海」をテーマとした、彩り鮮やかな魚が群れを成して泳ぐ大水槽です。

ここも、椅子に座ってのんびり眺める事ができます。

この東京大水槽の裏側には、トンネル状の通路の中にアクアスコープという覗き窓があります。

頭を突っ込むと水の中にいるような感覚が楽しめますよ。

8.江戸リウム

日本最大級の金魚展示ゾーン。

そう…金魚なんですが、とにかく魅せ方が凄い!

金魚の歴史についての説明や展示は勿論、もはや芸術的と言える展示方法に、今までの金魚のイメージが変わってしまう程です…

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その他の見どころ

万華鏡トンネル

鏡が散りばめられ、まるで万華鏡の中にいるような通路。

イベント展示空間としても使われているようで、この時は爬虫類や両生類の特別展が行われていました。

ペンギンカフェ

ペンギン水槽をぐるっと回ると、飲み物や軽食を販売しているペンギンカフェ

休憩所スペースが併設されているので、ここでペンギンをのんびり眺めながら一休みできます。

ウミガメメロンパンや、チンアナゴチュロスがかわいい。

アカデミー

ペンギンカフェのとなりにあるワークスペース。

海の生物に関する書籍が置いてあり、自由に閲覧することができます。

ワークショップなどで活用されるみたい。

子供の遊び場

子供を遊ばせておけるようなスペースも用意されています。

ぬいぐるみや絵本が置いてあり、すぐに飽きてしまう小さいお子さんがいる家族連れにはありがたい設備。

撮影スポット

お決まりの撮影用パネル

ヨメも楽しんでいます(笑)

綺麗なトイレ

トイレは至る所に設置されており、どれも清掃が行き届いていて綺麗。

このトイレには住めるっていう程、ここも居心地がいいです。

ショップ

水族館の出口にあるグッズなどを売っているショップ。

ここは水族館のチケットが無くてもお買い物が可能です。

限定のうさまる×すみだ水族館コラボグッズも…

スタッフが明るい!

この水族館の居心地の良さを司っているのは、趣向を凝らした展示方法だけではないんです。

なにより、スタッフが明るく楽しそうに仕事をしていることが印象的でした。

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様々なイベントが目白押し!

すみだ水族館では、積極的にイベントを開催しています。

訪れた時は推しペン選挙と爬虫類大作戦が開催されていましたが、他にも様々なイベントが目白押しです。

11月11日の数字の形にかけたチンアナゴの日近辺に開催される「チンアナゴ祭り」が気になる。

その他、日常的にフィーディング(餌付け)イベントを定時開催しています。

年間パスポートがお得!

すみだ水族館の魅力にハマってしまったら、2回分の料金で一年間365日出入り自由となる年間パスポートが販売されています。

館内に入場したあとでも、イベントカウンターで当日券のアップグレードという形で販売されていました。

これさえあれば、いつでも癒やしを求めて好きなだけマッタリできますね。

さいごに

水族館というと、数多くの貴重な魚類を飼育して見せる「生きた図鑑」的な施設だと思っていました。

たしかに、生物の多様性を子供に学ばせるには従来のその展示方法も必要だと思いますが、すみだ水族館は限られたスペースの中で割りと平凡な生物を最大限魅力的に見せ、とにかく楽しんでもらうために様々な工夫がなされた素晴らしい水族館でした。

 

大人の癒やしの空間として

カップルのデートにも

もちろん家族連れにも

 

誰もが楽しめ、そして感動すること間違いありません。ほんとに、時間を忘れて楽しめます。

 

画像を沢山掲載して紹介してきましたが、この水族館の魅力の10分の1も伝えきれていません…

あとは、ぜひ足を運んでご自身の目で確かめて見てください!