荒川でシーバス釣りしてたら、ウミガメに会った。
そんな夏の夜のお話です。
荒川明暗は人がいっぱい…
釣行データ
- 日時:8月17日17:30~0:30
- 場所:荒川中川下流域
- 気温:30℃
- 風速:忘れたm
- 表水温:28.8℃
この日は夕方から時間が取れたので、19時頃の満潮から下げいっぱいを自転車でランガンすることに。
途中から飛鷹くんも合流する予定なので、今日こそは釣らせてあげたい(毎回言ってんな…)
17時半頃家を出ると、まだ明るい内から明暗はアングラーで満員御礼状態…
出足から計画変更を余儀なくされ、暗闇探索へと行くことに…
荒川にウミガメ!?
日没前、誰もいない荒川下流域のオープンエリアへと入る。
ここも水位が下がってきてからが時合なので、それまでは暇つぶしに投げるような感じになりそう…
表水温は、真夏にしては低めの28℃
水面には、何らかの生命感はある。
暗くなって流れが下げに転じ、真っ暗なそのエリアを一人歩きながらソラリア85Fをキャストしていく。
しばらく進んだところで、ズンッ…という衝撃がロッドに伝わって来た!
ヒット!?
ジジジジジー!!!
ひいいいい~!
ドラグが悲鳴を上げ、流れに乗って下流へと突っ走る魚を追いかけて距離を詰めていく。
ハクレン様のスレ掛かり(;´Д`)
メーター近いハクレンの引きに、ウデがパンパン…
スレがかりしたルアーをタモで引っ掛けて外し回収し、再び暗闇探索の続きに戻る。
遠くで打ち上がる花火を眺めながら…
そして、しばらくしてからその事件は起きた…
上流から、岸際を何か大きな物体が流されてくる。
おそらく1.5mほどの何か…
その何かに有機物的な空気を感じた僕は、以前あった事件を思い出した。
以前、夜明け前の中川で釣りをしていた時に水死体が流れてきた事があったのだ…
その時も、漂う有機物感に「猫か鳥の死体でも流れてきたのだろう…」と思っていたら、それが人だったわけだ。
その時と似た感覚…
あー、またか(;´Д`)
こんな人気の無い暗闇で嫌だな…
でも、仏さんだったら通報してあげなきゃ可哀想だよなぁ…
そう思い、僕は覚悟を決めてその漂流物を確認すべくライトを向けた
ライトに照らし出されたその漂流物は…
えっ??
ナニコレ!!??
僕は、そこにあるはずの無い物…いや、居るはずのない生物の存在に我が目を疑った。
うっ…ウミガメ~????
えええええ!!!!
荒川にウミガメ!? pic.twitter.com/uqA12XwOiB
— きょうせい@釣リズム(シーバスドラマー) (@turhythm_) August 17, 2019
間違いなくウミガメだ。おそらくアカウミガメ。
甲羅の大きさは1m程、頭部は人間の子供位ありそうだ。
特徴的なヒレのような手足を動かし、時折顔を出して呼吸しながら、プカプカと流れに身を任せている…
流れが早く、追いかけるのもやっとで、あまりうまく動画が撮れてなかった事が悔やまれる…
Twitterに投稿したら、どうやら昨日運河でも確認されていたらしく、その撮影に成功した方がいた。
東京湾奥運河にウミガメ迷いこんでる!#ウミガメ #東京湾奥 #湾奥運河 #運河 #迷子 #拡散希望 pic.twitter.com/zizKxVXiHX
— ないきこうや (@FGhiRJY5TGUPEX6) August 16, 2019
おそらく、同じ個体が上げ潮に乗って流されてきたんだろうね。
それにしても、東京湾にウミガメって…
たまにあるみたいだけど、まさか繁殖したりしてないよね(;´∀`)
このウミガメは今後どうなるのだろうか…
どうか、長生きしてほしいと願うばかり。
流されるがまま、再び暗闇へと消えていくウミガメを見送って、釣りを再開する。
何度かバイトは出たもののあまり魚は多くなさそう。
途中から飛鷹くんが合流したけど、ここは見切って移動することに…
中川スト撃ちに撃沈!
潮位も下げてきたところで、ここ最近調子のいいストラクチャー周りへ。
飛鷹くんに釣ってもらうため、今日はもう投げないぞ(;´∀`)
岸際の地形変化でイナッコにボイルしているシーバスを狙うのだけど、狭いピンで確実にアクションをキメないとバイトしてくれないので、初心者には難しい釣り…
うーん…出ないか…
何度も撃ってスレてしまったので、ストラクチャー周りへ移動。
今度は、キャスト精度が要求される釣り。
「引っ掛けないように慎重にね!」
と、言ってるそばから飛鷹くん…ソラリアをロスト…orz
あーあ(;´∀`)
飛鷹くんがリーダー組み直しのため戦線離脱している間も、ボイルが出ている。
頭の中で悪魔が囁く…
魚は複数いるし、一本ぐらい抜いてもいいだろう…
甘い囁き声の誘惑に負け、クロスウェイク75をキャスト
着水して巻き始めると、すぐにゴンッとバイトが出た!
ヒット~!
水中のロープに絡まれないように強引に寄せてきたが、足元で最後の力を振り絞ってフックアウト…
ふぅ(;´∀`)
とりあえずヒットはしたので、飛鷹くんの復帰を待って今度こそレクチャーに徹する。
しかし、やはり初心者には難易度が高い…
毎回のように引っ掛けては、それを代わりに外してあげる作業の繰り返しだ。
うーん、難しい…
飛鷹くんが諦めたので、僕も参加。
すると、すぐにドンッ!!
デカイ!
潜ろうとする魚を無理やり止めて浮かせたが、エラ洗い一発でフックアウト(;´Д`)
そして、この後セイゴちゃんも追加で掛けたが途中で小枝に化けた。
バラしてばっかでこの日の釣りは終了!
ウミガメの動揺が残っているのだろうか(;´∀`)
夏の夜はこんな釣りをしないと、なかなか魚が答えてくれないから難しいね…
飛鷹くんに釣ってもらうため、バイブをオープンエリアに投げてタダ巻きでバンバン釣れる状況にならんかな…
本日の釣行まとめ
荒川ウミガメのその後が気になる…
どうか元気でいてほしい。
本日のヒットルアー
タックルデータ
ロッド:ダイワ・モアザンブランジーノ87ML
リール:ダイワ・19セルテートLT4000-CXH
ライン:よつあみ・G-soul X8 1号
リーダー:山豊テグス・フロロショックリーダー20lb