だんだんと周囲の釣果も賑やかになってきて、いよいよハイシーズンに突入した東京湾奥!
今回は二回分の釣行記です。
9月21日AM3時中川下流域
せっかく秋のハイシーズンを迎えたというのに、困った事にありがたい事に本業が忙しすぎる。
毎日違う現場で、毎回何かしらの譜面を書かなきゃならない状況なのだけど…
なんか、釣り部の面々も連日釣果あげてるし…
譜面書いてる場合じゃねえ!
というわけで、仕事を後回しにして土砂降りの雨の中やってまいりました。
近所の中川下流域明暗
相変わらずサッパが入っていい感じなのだが…
朝から降り続く冷たい雨のおかげで、水温が激下り…
表水温20.4℃だって…
シーバスもしっかりいるのだけど、急激な水温低下の影響か、活性はイマイチ。
何かが少しでもズレてるとバイトが出ないシビアな釣りに…
- 強い横風
- バイトポイントが遠い
- ちょっと下をスローに
- 強めのアクションに高反応
こんな条件にハマるルアーは無いかと、ボックスをガサゴソと漁りながら考え、目に止まったのがコレ↓
スイッチヒッターのDH97Sというルアー。
シンキングペンシルのシリーズだけど、DHはジグミノーと言った方がいいかも。
重い!そして、すげー飛ぶ!
このルアーがハマり、バイトが多発!
そしてヒット!
バラシ…
ヒット!
バラシ…
ヒット!
バラシ~!!
3連続バラシ(ノ_<)
そんな事を繰り返すうちに夜が明ける。
レインウェアの中までずぶ濡れになって頑張ったけど、一匹も獲れず終了に…
9月23日AM3時50分荒川下流域
土曜の深夜、仕事から帰って少しゆっくりしてからの出撃。
過酷な一週間だったので、流石に疲れが…
でも、釣りに行く!
しかし、右肩の疲れがヤバイので、今日は左手でロッドを持てるベイトタックルにしよう。
雨もすっかり上がったし、週末だからどこも人だらけだろうな〜と思ってはいたけど、
やっぱり人人人…
どこもかしこも人だらけ。
AM3時過ぎの中土手なのに、何人のアングラーとすれ違ったことやら。ハイシーズンだねぇ…
やはり明暗は手っ取り早く釣れるので、どこかが空いてたらいいなと自転車で走り回っていると、運良く空いていたポイントに入る事ができた。
微風、穏やかな水面。
ベイトの波紋1つ無い…
日中暖かかったためか表水温は少し回復して22.4℃
時刻は満潮を少し過ぎ、流れはうっすらと下げ始めている。
弱い流れで、スローでもしっかりと水を掴んで動いてけれるルアーをと思い、ウルングマ125Fをセット
第1投!
まずは手前の橋脚付近から。
ウルングマをクロスにキャストして水を噛ませ、こまめにラインメンディングをしながら姿勢を作り、ややライン先行で僅かなテンションを保ったまま流していく…
明暗のラインに差し掛かる時、リトリーブで力を加えると、ウルングマが大きく体をくねらせながら明暗のラインをかすめるようにターンをする時だ
暗部から銀色の魚体が飛び出し、ウルングマが引ったくられた!
ヒット!
久し振りに、少し大きめのルアーで釣れたのが嬉しい♪
第1投でキャッチできたので、こりゃ爆釣モードかと期待したのだけど、後が続かない…
レンジを下げ、ルアーサイズを落とすと、K-太で弱いバイト
ベイトタックルで楽にキャストできて、水面下1m位までをゆっくり引いてこられるシルエットが小さいルアーは…
スイッチヒッターDHと目が合った。
「監督!自分に行かせて下さい!必ずヒットにする自信があります!!」
やる気のある選手は率先して起用するのが、僕の監督としてのポリシーだ。
「よし!思いっきり振ってこい!」
背中を叩いて送り出したスイッチヒッターは、まるで弾丸のように飛び出し、二つ目の橋脚のはるかに先に着水した。
一定のレンジをトレースできるようテンションを保ちながら暗部へと流し込んでいく。
スイッチヒッターDHが橋脚を通過したその時、ゴンっ!と勢いのあるバイトが出た!
ヒット〜♪
ヒットした魚はゴンゴンと首を振りながら激しく抵抗するが、こっちはパワーのあるタックルだ。
Mクラスのロッドに、PE2号、リーダーは30lb。
ゴリ巻きで寄せ、強引にネットに収めた。
今日イチサイズの綺麗な魚体
スイッチヒッターDHは、見事に指名打者としての役割を果たした!
そして、その後もベイトがちらついた場所を狙い、内野安打を追加
その他バイトも多数…
本日の猛打賞!使えるな、お前!
まだまだ、スイッチヒッターDHの活躍するシチュエーションは多そうだ。
これから出番が増えそうです。
この魚をリリースした頃、既に5時を過ぎて徐々に辺りが明るくなってきた。
明暗のラインも消え、もうシンペンは終了の時間
最後に鉄PANバイブで…
一本追加して終了としました。
オマケ
マゴチが釣れました。
…って、スレだけど。
体長約3cm!
こんなに小さくても、ちゃんとマゴチの形をしている。
口付近に刺さってダメージが少なそうだったので、魚体に触れないように注意しながら、カエシをペンチで潰してからフックを外し丁寧にリリース。
生き長らえてくれることを祈りマス…
まとめ
この二回の釣行では、スイッチヒッターDHが活躍を見せてくれました。
とにかく飛距離が欲しい時、圧倒的です!
大きなフックが搭載されているのも嬉しい。
ただ、ライトなタックルではコントロールできないので、キャストには細心の注意が必要です。
この秋、ボックスに一つ入れておくと、はるか沖のボイル攻略にきっと重宝しますよ。
本日のタックル
ロッド:ヤマガブランクス・バリスティックベイト85M nano
リール:ダイワ・Z2020ブラックLTD
ライン:バークレイ・スーパーファイヤーライン2号
リーダー:サンヨーナイロン・アプロードソルトマックスナイロン30lb
ヒットルアー
オルタネイティブ・ウルングマ125F、ダイワ・スイッチヒッターDH、ジャクソン・鉄PANバイブ20g
関連記事
【How To Seabass Fishing】シーバス釣りの攻略法