【レストランオオタニ】特大えびフライが食べられる板橋大山の老舗洋食屋さん

以前住んでいた板橋区に、昔からある洋食レストラン「オオタニ」にいってきました。

1965年創業の歴史ある大山の洋食屋

レストランオオタニまでのアクセスは、電車だと東武東上線の大山駅南口から徒歩5分程度。

川越街道大山金井町交差点そばの、斜めの路地に挟まれた青い屋根の三角形の建物がレストランオオタニです。

トヨタの斜め向かいにあります。

創業は1965年という、50年以上の歴史がある老舗の洋食屋さん。

昭和を通り越して大正ロマンを感じさせるような歴史ある建物がステキ。

店内に入り、階段を登って二階へ

一階はカウンターバーになっています（この日はお休みでした）

2階のドアを開けると、アンティークで重厚な雰囲気の空間が広がります。

梁のある高い天井が心地いい。

けっして高級料理店ではないけど、結構手のかかった内装です。

歴史がないと出せないこの雰囲気は好きだなぁ。

メニュー

ハンバーグ、エビフライ、カレー、オムライスといったような昭和のご馳走料理の数々！

スパゲッティーも気になる。

そう、決してパスタなんて洒落たもんじゃないのがいイイ。

なんか、じわじわと値上げされてる…

ここオオタニのシェフはソムリエの資格も持っているそうで、ワインも多数用意されています。僕は飲めないのだけど…

とにかくエビフライが食べたくてしょうがないので、特大エビフライ（3,100円）とコーンポタージュスープ（580円）、あとライスを注文

ヨメはハンバーグステーキ・玉子（1,100円）を注文しました

これぞ昭和のご馳走！

自然な味わいの手作りポタージュ

コーンスープはすぐに運ばれてきました。

ファミレスで頼むと料理と同時に運ばれてきたりして残念な感じになるので、こんな当たり前の事だけど嬉しい。

スープは手作りとのこと。丁寧に裏ごしされていて、しっかりコーンの風味がする自然な味です。

巨大なエビがドーン！「特大えびフライ」

スープを飲み終わったいいタイミングで料理が運ばれてきました。

お待ちかねの特大エビフライ！

巨大な有頭エビのフライが二本、ドーンと乗ってます。

比較のためにiPhone SEを置いてみた。

ケースに入れた状態の縦の長さが13cm位なので、その軽く倍以上の大きさ。

30cmくらいありそう。もはや伊勢海老の貫禄だ。

ちなみに、このエビはブラックタイガーだそうです。ブラックタイガーってこんなに大きくなるんですね…

「エビフライは、タルタルソースを味わうための棒である」

とは誰が言ったか忘れたが、ここまでくると話は別。

ナイフを入れて断面を見てみると、極太の身が姿をのぞかせます。

タルタルソースをたっぷり付けて口に運ぶと、その太い身がプリプリと弾けます！

食感的には、この大きさになるとやはりイセエビに近い感じで、プリッと言うより、ブリッという表現のほうがしっくりくる。

エビが大好物な僕は、このエビを噛みしめている間は至福の一時だ。

フワフワの昔ながらのハンバーグ

ハンバーグは、上に目玉焼きが乗った状態で鉄板の器に盛られてくる。

付け合せ…というか、下敷きになっているのは、コーン・いんげん・ポテトフライ。

オーソドックスな付け合せのスタイル。

合いびき肉のハンバーグの中は肉汁たっぷりで、食感はフワッとして柔らかい。

ソースはやや酸味が強く、家庭で作るソースとケチャップを混ぜた即席デミソースのような味わい。どっしりとしたハンバーグによく合い、ライスが進みます。

これぞ「昔ながらの」といったハンバーグです。

ちなみに、ライスはお代わり無料です。

さいごに

この板橋区大山で、創業から50年以上の歴史を誇る老舗洋食店「レストランオオタニ」

今だにホームページも持たず、口コミの評判だけで営業を続けて来ることができたのは、それだけ地元の人に愛される美味しい料理を提供し続けてきたという、自信と実力の証なんだと思います。

ハイクオリティーの繊細な高級料理とは違うけど、昔ながらの核家族の家庭においては「休日にちょっと贅沢な食事をしようか？」という時に凄くマッチするお店だったんじゃないかなと感じました。もちろん、それは現在でも…

今となっては、他にもっと洗練された美味しい料理が食べられるチェーン店もあるけれど、昔ながらの変わらない味を求めている方には、素朴で人の暖かさを感じる料理が食べられるオオタニはオススメです。

また近くに来た時には寄りたいと思います。

【レストランオオタニ】店舗概要

※駐車場は敷地内にありますが、極少数台しか停められません。周囲のコインパーキング利用か、電車での来店をオススメします。