2018年のシーズンも、東京湾奥河川ではバチ抜けが最盛期を迎えています。
今回は、Musician’s釣り部のみんなで中川のバチパターン釣行を楽しんできました。
※バチ抜けの釣り方についてはこちらで解説しています(※3月のバチ抜け予報追記)⇓
【東京湾奥バチ抜けシーバス攻略法】バチパターンの釣り方とおすすめルアー※2020年バチ抜け予報付Musician’s釣り部とは?
音楽業界屈指の釣りバカが集まり、「ただ釣りを心から楽しむ」ことを目的として結成されたのがMusician’s釣り部。
4年前位になんとなく発足し、現在正式部員数は5名。
しかし、みんな忙しいのでなかなか全員が揃うことは少なく(この写真ももう何年前だ…?)、普段はそれぞれの釣りの情報交換やバカ話をラインのグループでしているだけという感じ。
なんだかとってもゆるい活動をしている部活です。
グループ名に(ホモ)となっているのは、ホモ谷くんの影響だ…(詳しくはこちら⇒【師走の富津岬ウェーディングシーバス】まさかの90up!?)
そんな忙しい釣り部の面々だけど、久しぶりに4人の予定が合ったので部活動(釣り)をすることに。
折しも、早春の川バチが抜けるタイミングとして本命と読んでいた日!
みんなシーバスのバチパターンの釣りは大好き。
荒川の様子も気になっていたのだけど、ヨメもいるので足場がよく、一緒に並んで釣りができる中川中流域のオープンエリアに集合となりました。
2018年2月4日(後中潮2日目)
この日のタイドグラフはこんな感じ
前回の潮周りでの魚の入り具合とバチの抜け具合からしても、今回の釣行はかなり期待大。
時合の予想は20時~21時半頃と読んでいる。
でも、皆待ちきれないのか既に18時にはポイント入りしたと連絡が(笑)
実は、この日は朝から吉野屋でシーバスジギング船に乗ってきたので、16時半に帰宅したばかり。
さすがに寝ていないので1時間だけ仮眠をとり、ポイントに着いたのは19時でした。
本日の部活参加部員
最近育児に忙しいPAのD-suke氏と、仕事でこられなくなったベースのタカさんを除き、残念ながら本日は釣り部3人と研修生(ヨメ)の4人での部活動。
うーん…なかなか揃わない
普段は某大御所バンドでキーボードを担当していて、最近では門倉有希さんのサポートなどもしている。
そのお腹はの広さは心の広さ(笑)いつも気の利いたジョークで楽しませてくれる。
釣歴は長いのだけど、エサ釣りが中心だった。僕が仕事後にシーバスを釣るという遊びをしているのを見て、シーバス釣りを始めたのが4年位前。
最初の1年は全く釣れなかったけど、諦めずに一人でも足繁くフィールドに通い、自力で結果を出した。それからというもの、シーバス釣りへののめり込みっぷりはすごい…
タックルも誰よりも高価なものを使っている。
モアザンエキスパートAGS 87LML アーバンサイドカスタムに、モアザン2510PE-H
大野ゆうき信者である
かつベー氏
日頃の行いが悪いのだろう。顔出しNGとのことで、後ろ姿。
トロンボーン担当。そしてエロ担当。だが、パーカッションの実力も素晴らしい。最近ではAKBのPVにも登場している。(顔を見てみたい方は、AKBの新曲に注目です)
釣りは、エサもルアーもこだわらずに幅広い。仕事がら夢の国によく行くので、旧江戸川がホーム。近年ではとしまえんの練馬サーモンにハマっているらしい。
本日のステージは、こんなメンバーで送りいたします。
実釣開始!
19時過ぎ、実釣開始!
川を見ると、まだ上げの流れが効いている。
風もなく、水面も鏡のように静かで、この後バチが抜けると確信が無ければ、生命感が無く全く釣れる気がしない。
しかし、ボトム付近では既にバチが抜け始めているのかもしれないと思い、ローリングベイトのリフト&フォールでスローに攻めていく。
しかし、しばらくあちこちキャストして試してみるが、全く反応がない。
流れはほぼ止まってきた。パンチラインスリムにチェンジし、もう少し上のレンジを攻める。
やはり反応が無いので、思いっきり沈ませてからボトムをデッドにトレースしてくる。
これもダメ…
ここで、何だか上流の釣り人が騒がしい。釣れたのかな?と思ってみると
若さん…
が持っているのは、若さんの近くで釣りをしていた女性アングラーが釣ったシーバス(笑)
ランディングを手伝ってあげたらしい。
人が釣った魚なのに、まるで自分の獲物のように写真を撮っている。釣り部への報告も、こうやって釣果を捏造しているのだろうか(笑)
ヒットルアーはエリテン…だそうだ(笑)
完全にレンジは上だ!ライズが無いだけに、完全に油断していた。
ライトで水面を照らすと、一匹のバチを発見!
時合突入か!?
誰が釣ったかはともかく魚の姿を見ることが出来たのと、バチが抜け始めたことで釣り部員達は俄然やる気スイッチが入る。
僕も、さっきまで探っていた下から、レンジを表層付近に狙いを変え、大好きなコモスリにチェンジ。
数投すると、すぐに答えは出た。
コツッ…
という、この時期特有の弱いバイト!
しかし、乗らず…
そのままキャストを続けるが、バイトは続かなくなってしまった。
水中には先程より増えたバチが泳ぎまわっている。
この時期のバチは曳き波を立てて水面を泳ぐタイプではないけれど、少しアピールをあげようと引き波系で絶大な信頼をしているアイマのアルデンテにチェンジ
ロッドを立てて、ルアーがギリギリ弱い引波を立てて沈まない最低限のスピードでリトリーブしてくる。
コレが正解だったようで、すぐにバイトが出た!
しかし誤爆!
フックまでは咥えていなかったような感じだったので、そのまま同じ場所をトレースできる用にキャストし、慎重に引いてくる。すると…
グンッ!
と、今度は力強いバイト!
と、同時に「フッ…」とテンションが抜けた…
「あ゛ーーー!!」
僕は思わず声を上げる
アワセ切れしてしまったのだ…
この日持って来たタックルに巻いてあったラインは0.6号。
バチ抜けの釣りだから、あえて繊細な物を持ってきたのだ。
もちろん、家を出る前にFGノットを組んでおいたのだけど、ここ最近は太いラインを使うことが増えたためか、その感覚でノットを締め込み過ぎていたらしい…
痛恨のラインブレイク…
魚には申し訳ない事をしてしまったが、僕は必ずバーブレスにしているので、外してくれる事を願ばうかりだ。
僕は、かじかむ手でノットを組み直す。
すると、何だか若さんが騒がしい。
今度は人から借りた魚ではなく、キチンと釣果を出したのでドヤ顔(笑)
ヒットルアーはダイワのモアザンスライ95F
若さんがバチ抜けにおいて絶大な信頼をよせているルアーだ。さすが大野ゆうきマニア(笑)
釣れるルアーがわかっても、僕は人が釣ったルアーは使わない。だって、それで釣ったとしても、なんだか釣らせてもらってる感じがしちゃって、納得行かないのだ。
ノットを組み終えた僕は、もう一個持ってきたアルデンテをセットしてキャスト再開!
同じようにリトリーブしてくると、すぐにバイトが出る。
しかし乗らない…
3バイト程もらったもののフッキングせず、悶絶していると、今度は隣にいたかつベー氏のロッドが曲がっている。
‹たっぷりモザイクかけといた›
かつベー氏にも先を越されてしまった…
ヒットルアーは、やはりエリテン。かつベー氏が最も得意としているルアーだ。
そして、若さんも追加している!
ヒットルアーは、ロンジンのプレックス水面直下
僕は諦めずに、アルデンテにこだわりキャストを続けるが、その後更に2バイト出るが乗らない…
これはさすがにおかしいと、ルアーをチェックすると、針先が甘くなっていた。
ずぼらな僕は、昨年使ったままのバチルアーをチェックせずに持ってきてしまっていたのだ。
ハイシーズンの釣りならともかく、繊細なショートバイトを獲っていかないと行けないバチの釣りに、これは致命的…
そうこうしている内に流れは反転して下げ始め、バイトが遠のいてしまった。
水中を照らして見ると、そこは無数のバチが…
うへぇ、、
まるで、ホラー映画「スクワーム」の世界だ
こうなると、もうすぐにお腹が一杯になってしまうのだろう。
ライズもバイトも完全に無くなってしまった…
それから30分程粘ったけどなんもなく、21時40分納竿となりました。
反省会
楽しいバチ抜けの釣りのあとは、部長の若さんとラーメン大で反省会
二郎系のかなりボリューミーなラーメン
スープの中もバチ抜けしてました…
お食事中の方ごめんなさい(笑)
今回の反省点は、フックのチェックを怠ったこと。
できれば新品のフックに交換し、釣り場ではシャープナーを携行し、緊急の場合は研いで対応。
あと、ノットの締め込み過ぎに注意!
身にしみました…
中川のバチ抜け状況ですが、大量に抜けてます。
魚の数はまだちょっと少ない感じがするけど、橋一個分上流や下流に行っただけで状況はガラッと変わったりする。
自分だけのポイントを見つけたら、爆釣が楽しめるかも♪
TACKL DATA
ROD:DAIWA・morethan BRANZINO AGS 87ML
REEL:DAIWA・LUVIAS 2510PE-H
LINE:TORAY・SEABASS PE POWERGAME 0.6号
LURE:Daiwa morethan SLY95F,ima Aldente 95s,GAEA AREA10,LONGIN PLEX水面直下