愛用のベイトリール「ダイワZ2020SH BLACK LIMITED」が故障したので修理に出しました。
不具合箇所と、修理費用や期間などのレポートです。
「弱い」と噂のZ2020SHのクラッチ故障がついに…
「Z2020 故障」とかで検索すると、主に出てくるのがクラッチに関するトラブル。
キャスト時にクラッチが返ってしまい(通称クラッチ返り)、中のギアを破損してしまう事もあるそうで…
ユーザーの使用方法やキャストフォームの問題もあるようですが、そんなクラッチのトラブルが我がZにもやってまいりました。
ベイトリールは、その構造上どうしてもボディー内部に海水が入る。なので、使用後は必ず水洗いして注油し、スプールとサイドプレートを外して乾かしておくようにしていた。
そして釣行前、いつものようにリールを組んでいた時に異変に気がついた。
「あれっ?クラッチ切った時にロックされない…」
通常はクラッチを切ると、切ったところで止まるはずのクラッチレバーが止まらない。
切るには切れるが、そのままバネで押し戻されてしまう。
これではキャスト出来ない。そして、なんか心なしか巻き感も重い気がする…
ランカー対策用であるこのZ2020が、まさにランカーシーズン到来のタイミングで、しかも干潟に狩りに行こうとしている時に壊れるとは(;´Д`)
でも気づいたのが釣り場に持って行ってからでなくてよかったよ…
11月末~年内はメインで使用するつもりだったので、とにかく一刻も早く修理に出さなければ!
というわけで、早速近所のキャスティングからSLP(SPORT LIFE PLANETS)に修理依頼をいたしました。
Z2020SHの修理にかかった期間
金曜日にキャスティングにて修理依頼をすると、「今度の月曜日に回収が来て、通常はそれから2~3週間くらいですね」とのこと。
OKOK!もちろん、それ位はかかるもんだと思ってますよ。
ところが、その引取りされた週の金曜日にはキャスティングから修理完了の電話が…
早っ!
まさかこんなに早く返ってくるとは思ってなかった。
店に預けてから約一週間での返却。
おそらくZ君がSLPにあったのは実質3日間でしょう。ちょうど修理依頼品が少ない時だったのかな?
思いのほか早く返って来たおかげで、次の干潟釣行に間に合う!ありがたし!
今回のZ2020SH修理箇所とかかった費用
今回の修理の明細です
税込合計:5,290円
-内訳-
部品代:2,600円
手数料:2,300円
合計:4,900円
消費税:392円
思ったより安く済んで良かった…
ちなみに、キャスティングでは修理費用の支払いにもキャスティングポイントが付与されます。
返却されてきたリールを空回ししてチェックしてみたけど、ちゃんと直っている様子。
修理内容を確認してみると…
あれ?クラッチは組み直しただけ…?
実は、これには思い当たるフシがあった。
水洗いした後に、できるだけ多く内部の水を切るために、リールをブンブンと振っていたのだ…
これによって内部の部品がズレたということだろうか?
一番の問題だったこのクラッチの不具合よりも、指摘していた巻き感の重さの対策の方が費用がかかった。
No.54のピニオンギアを支えるベアリング2個(ピニオンBB、RSBB)回転不良による交換(各1,300円)。
ちゃんと不具合のあった部品も一緒に返却されマス。
一応どんな具合だったのか指で回してみたのだけど、ピニオンボールベアリング(小さい方)はたしかにゴリゴリで回転に抵抗がある。
RSボールべリング(大きい方)は違和感は感じられず…ただ、ゴミのような物が付着しておりました。
以上が修理内容。軽度な修理でよかったです…
早速、チェックを兼ねて中川で重たいルアーをブンブン投げ込んで来ました。
やっぱりベイトでデカイルアーを投げるのは気持ちがいいね。
例え魚が釣れなくてもね←
まとめ
何かと悪い評判を聞くことが多いダイワの修理対応ですが、今回は期間も早く、安く、きっちり直してもらえました。
ランカーシーズン本番に間に合うよう修理してくださったSLPの対応に感謝し、これからのビッグベイトシーズンにはZを使い倒して楽しみたいと思います。
愛用のZ2020SHは重たいルアーに太めのPEラインを使った釣りには、よく飛ぶしパワーがあって快適です♪
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