例年、初春の湾奥河川でのバチ抜けは3月で終わりとなり、4月からは運河バチの季節!
そのメインステージの一つとなる、隅田川のバチ抜けの様子を見てきました。
※隅田川釣行記はこちら⇓
参考 隅田川釣行記釣リズム!悶絶必至!クルクルバチとは?
今年も、悶絶するこの季節がやってきてしまいました…
体調わずか2~3cmで、引波を立てながら高速でクルクルと円を描くような不規則な泳ぎをするコイツら…
通称「クルクルバチ」や「トリッキーバチ」と言われるこのバチ。
まだ見たことがない人は動画を見るとわかると思うけど、この動きはなかなかルアーで模倣することは難しいですよね。
目の前でボッコボコにライズしているのに、なかなか食わせられなくて悶絶することも多いこのクルクルバチパターン。
でもこの釣り、なんか好きなんですよねー。
東京湾奥においては4月~6月頃の港湾部や運河等でよく見られる、このクルクルバチ。
僕は荒川や旧江戸川などの河川では見たことがないけど、河川というより運河の様相が濃い隅田川ではよく見られます。
※クルクルバチの攻略法については別記事にて解説しています⇓
【クルクルバチパターン】悶絶バチ抜けシーバス攻略法とおすすめルアー7選隅田川クルクルバチパターンが開幕
隅田川でのクルクルバチパターンは、4月後半頃から始まるのが例年のパターン。
ちょっと早めだけれど、タイミングを見計らって様子を見に隅田川に行ってみました。
この日のタイドグラフ
深夜の満潮前にポイントにイン。
この日は、別行動していたMusician’s釣り部部長若さんと現地合流。
若さんは、シーバス釣りを始めてから長い間ノーフィッシュだったのだが、最初にシーバスを釣ったのがこの隅田川のクルクルバチパターン。
その時のことが忘れられないようで、毎年決まってこのタイミングを楽しみにしているのだ。
実釣開始!
ポイントに入った時には、上げの勢いが弱いせいかすでに流れは止まっている。
水面をライトで照らしてみると…
いた!水面近くを引波を出しながら泳ぎまわるオレンジの小さい虫。クルクルバチだ!
‹※画像はイメージです›
まだ少ないけど、またこの季節がやってまいりましたな…
クルバチが現れて少しすると、ちらほらライズが出始めた。
そこで、クルクルバチパターンにめっぽう強いアイマのアルデンテをセットしキャスト開始!
風があって、軽量なアルデンテ70Sではなかなか飛ばないが、足元でもライズがあるので飛距離はあまり重要ではない。それ以上に、このルアーの持つ食わせの力を知っているので、あまり飛ばない事は我慢してキャストを続ける。
数投するとすぐにバイト!
アワセを入れるとすぐに水面を割ったので、そのまま水面をすべらせるように強引に寄せてくる。
サイズは小さいけど、ネットを使ってランディング。
小さいのにいちいちネット出してと笑われるけど、抜き上げると地面でバタバタと暴れるので、なんか可哀想な事になるんですよね。
今季初のクルバチパターンでゲットしたギリフッコさん
小さくても嬉しい♪
アルデンテ70Sはクルクルバチ攻略に最強のルアー
ヒットルアーはimaのアルデンテ70Sの新作カラー(マンゴーゼリー)
95Sと70Sの二種類のサイズがあるアルデンテ。
小さい方のアルデンテ70Sは飛距離はあまり出ないけど、特に足元でクルクルバチを捕食している魚にはめっぽう強い。マルタもよく釣れるけど…
それだけ魚にとっては美味しそうなクルクルバチに見えるという事なのでしょう。
もしクルクルバチパターンに苦戦している人がいたら、このルアーだけを信じて投げ倒してみてもいい位。それほどオススメできるルアーです。
この魚をリリースした後も少しライズは出ていたが、すぐに終息してしまい納竿となりました。
時間にして20分程の時合。短いねー…
そういえば若さんは?
あぁ、そうだった…
一緒に釣りをしていた若さんは安定のホゲでした。
ど安定です(笑)
隅田川のクルクルバチパターンはまだ始まったばかり。これからが楽しみですね♪
【※重要】隅田川の釣り禁止エリアに注意!
ちなみに隅田川ですが、場所によっては投げ釣り(ルアー釣り)禁止となっている所があります。
参照:fimo
とても残念な事ですが、近年、橋の上の歩行者から「ルアーが飛んで来る」という苦情があり、東京都によって禁止とされてしまいました…
この日釣りをしていたエリアでは特に規制されているという情報は聞いていませんが、上記のような看板がある地点周辺では釣りは出来ないのでご注意を…
この隅田川の禁止エリアについて、具体的にどこからどこまでが対象なのかハッキリわからないので、詳細が分かりしだいレポートしたいと思います。
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