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【予言的中!荒川ランカー】持ってる男と持ってない男

「この潮周り、あのポイントは上げでランカー出るよ」

予感とか、そんなオカルト的な物ではない…

過去の経験から、確たる自信があったのだ。

そう、予言していたのだ。

釣行データ

  • 日時:3月19日0:30~5:30
  • 場所:荒川
  • 気温:11℃
  • 風速:南東~北北西の風1~6m
  • 表水温:12.6℃
釣行時のタイドグラフ

先日、フジモン氏とのラインでのやりとりで、釣行計画を立てていた時の事だ。

僕には、この潮周りがチャンスであると確信があった。

毎年ハクが群れを形成し始めるこの頃…

ちょくちょくポイントの状況を見に行っていたのだけど、今年はハクの入りが遅く、前潮周りでようやく少しまとまって来たという感じ。

まさにこのタイミング!

何としてでも行きたいところだったのに、よりによって仕事っていうね…

なので、フジモン氏には「魚残しておいてね!」とお願いした上で先に入水しててもらい、僕は仕事が終わり次第駆けつけることに。



持っている男

仕事が終わり、ウェーダーを履いて荒川へGO!

よりによって仕事が終わるのが遅かったので、汗だくになりながら自転車でポイントに到着。

すると…

そこには、なんかデカイ魚を持ったフジモン氏が…

ヨユーでランカーじゃないですか…

フジモン氏の記録更新となる85cm!

おめでとう!!

ヒットルアーはワンダー80

他に、72cmも含め既に4本キャッチしていて、ボイルが出ているとのこと。

 

やっぱりチャンスデイだったのだ!

 

しかしまぁ、今までランカーを釣ったことなかった男が、ここ半年で4本!

なんの因果か知らんが、フジモン氏がランカーを釣るのは、毎度僕が立ち会わせてもらっている時だ。

 

これはやっぱり僕のおかげだ!フジモンの実力だ!

 

やはり持ってる男なのだ。



持ってない男

フジモン氏の記念撮影を終えて、まだボイルしているという沖へ、いそいそと向かう。

上げの流れはガンガンに利いていて、逆らって歩く事が辛いくらいだ。

 

良い潮目が入っている辺りを狙える場所まで来たところでキャスト開始!

期待に胸が高鳴る。

 

ヒュッ…(キャストする音)

グリグリグリ…(リールを巻く音)

 

ヒュッ…

グリグリグリ…

 

ヒュッ…

 

 

(以下数十回)

 

 

アタリもカスリもしやしねぇ!

 

まして、ボイルのボの字もありゃしねぇ…

 

着いたら時合終わってるパターン発動(;´д`)トホホ…

 

魚残しとけって言ったじゃんかよー!

 

何の反応も無いまま時は過ぎ、自己最高記録魚となるランカーを釣ったフジモン氏は、満足して先に帰宅。

僕は、多分満潮手前でもう一回来るはずの時合を待って川の中に残る事に。

 

 

そして、2時間以上何の反応も無い(笑)

 

潮位は既に限界を超え、岸に上がって粘る!

 

アミは沢山いる

 

「もう一回時合はある!」そう信じて粘っていると、沖からグワッと潮目が寄って来るのが見えた。

 

そして、散発するボイル!

 

来た!待っていたこの時合だ!

 

しかし、持っていない…

この頃から風が急に逆向きに変わり、ボイルに届かないわ、うまく流せないわ…

 

持っていない男はとことん持っていない(;´д`)トホホ…



持ってないなりに頑張る

確かに持っていないが、そんな事は言っていられない。

 

釣るのだ!何としても!

 

ベイトはハクとアミ

 

流れと逆で、こちらに向って吹き付ける風がキツくて、沖のボイルは届かない。

手前は流れが緩い。

表層をゆっくり流したいのだけど、逆風がキツい…

 

ガルバならピンに入るには入るが、レンジを保つにはスピードが早過ぎる…

こんな時に頼りになるはずのソラリア70FとコモモⅡ65では、ピンに流し込む姿勢が上手く作れないせいか反応得られず

 

なんかこう、もっとタイトローリング系の微波動なヤツが良い気がする。

ボックスをガサゴソと漁り、スライ110Fを取り出した。

キャストするが、飛ばねー…

 

ただでさえ飛ばないスライだが、風があると更に飛ばねー…

 

直線距離でボイルのある位置までギリギリ…

投げても直撃ドボンで警戒されて終了である。

 

クロスに投げれば若干風の影響を抑えて飛距離が稼げそうなので、ボイルのある位置のちょっと先の上流に思いっきりキャスト!

いい感じの位置に着水したが、サミングしてても逆U字のラインスラッグが酷い…

 

ラインをベタ浸けした状態で、弱くテンションを保ち、逆U字のままスライを縦にボイルに流し込んでていく。

 

わずかに引波を出しながら、緩い流れに乗ってスライがピンに入った瞬間、ボフッ!という音と主に水面が割れ、魚の重みがロッドに伝わってきた!

 

ヒット!

 

期待していた程のサイズではないが、貴重なヒットだ。

バラしたくないからこそ、ロッドをしっかり曲げて強気のファイト!

足元まで寄ってきた時、テールフック一本しか掛かってないのが見えた。

 

あー、これ…絶対バレるやつだ…

 

しかし、持ってない男であっても冷静だった。

落ち着いてロッドを回し、他のフックをかけ直す。

 

魚の引き方が変わった。

もう一本フックが掛かった事を確信し、落ち着いて短いウェーディング用のネットに誘導。

ランディング成功!

ふぅ…何とか獲ったぞ。

ヒットルアーはスライ110Fのボラグロー

口の中はアミ

狙っていたサイズではないものの、悪条件に負けず、工夫を凝らして獲った価値あるスズキサイズ。

 

嬉しいね!釣りって楽しいね♪

 

その後は、いよいよ流れが無くなり、風に押されてルアーが入らなくなり(;´Д`)

実は下げまで粘ったけど、反応なく終了…

とりあえず一本獲れてよかったす。


本日の釣行まとめ

たったの一本ですが、狙い通り!

えぇ…自己満です(笑)

僕の予想は、フジモン氏が実証してくれたから、いいんだよ…

 

フジモンおめでとう!!

 

本日のヒットルアー:ダイワ・モアザンスライ110F

荒川もだいぶハクが増えてきました。

もうハクパターンの悶絶のシーズンですね。

【難攻不落のマイクロベイト攻略法】ハクパターンのシーバスの釣り方とオススメルアー10選

タックルデータ

ロッド:ダイワ・モアザンブランジーノ87ML
リール:ダイワ・セルテート3012H
ライン:よつあみ・G-soul X8 アップグレード1号
リーダー:山豊テグス・フロロショックリーダー20lb
ヒットルアー:ダイワ・モアザンスライ110F