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【白いカレーうどん】で話題の恵比寿「初代」は蕎麦も絶品でした

テレビでもよく取り上げられる「白いカレーうどん」で有名な恵比寿のお蕎麦屋さん初代に行ってきました。

話題の「白いカレーうどん」とは、どんな物でしょうか?そして、お蕎麦屋さんとしての実力はいかに…

恵比寿「酒彩蕎麦 初代」

「酒彩蕎麦初代(しゅさいそばしょだい)」は恵比寿駅西口の駒沢通り沿いにあり、改札から徒歩3分程です。

駐車場はありませんが、目の前にパーキングメーターや、周囲にコインパーキングが有ります。

店内は高級店が立ち並ぶ恵比寿らしく、落ち着いて洗練されたデザイン。

天井は高く開放的な空間。

一階はカウンター席(12席)が並び、カウンター越しにはガラスで仕切られたそば打ち場があります。

訪れたのは平日の深夜だったけど、早い時間だと蕎麦を打つ所を見ながら食事ができるのでしょうか。

ワサビや野菜が素敵なオブジェに…

2階にはテーブル席(28席)があり、カップルでもグループでも落ち着けます。



充実の酒彩料理

「酒彩蕎麦」の名のとおり、お酒と蕎麦、そして、お酒を楽しむための料理も充実しています。

お蕎麦のメニュー

僕はお酒は飲めませんが、日本酒や焼酎のメニューも充実しています。

そして、酒の肴も充実してますね

ここは話題の「白いカレーうどん(1,100円)」を食べるのは勿論なんですが、ここ初代はお蕎麦屋さんです。せっかくなのでそばの味も試してみたいと思い、「天そば切り(1,350円)」も注文しました。

恵比寿という立地と、高級感溢れるお店の内外の雰囲気からすると、驚くほどリーズナブル!普通の街中の大衆向け蕎麦屋とあまり変わらないお値段です。

ちなみに若い美人店員さんに聞いたところ、「やはり半数以上の人が白いカレーうどんを頼むのですが、個人的にはもっとお蕎麦も食べてもらいたい位おすすめです!」とのこと。


こだわりの「塩、酒、蕎麦」が楽しめる

注文をした後、お蕎麦を頼んだ人にはお料理の前にワサビが出てくる。これを擦りながら待ちます。

まるごとワサビ。

ちゃんと鮫皮のおろし金で本格的です。

鮫皮で擦ったオロシたてのワサビを味見してみると、きめ細やかで繊細な香りが口から鼻の中へと抜けていきます。まろやかで癖になる辛さ。

そして、注文から10分ほどで料理が運ばれてきました。



話題の「白いカレーうどん」とは?

まずは、テレビでも取り上げられることの多い「白いカレーうどん」です。

丼一杯に白いムース状の物が広がっていて、粗挽きのブラックペッパーがアクセントになっています。

この、カレーうどんだとはとても思えない見た目はインパクトがあり、インスタ映えしそうです。

上を覆っている白い泡状の物の正体は、主に「じゃがいも」

じゃがいもをふかしてペーストした物に、生クリームと蕎麦の二番だしを混ぜて特殊な器具で泡状にしたエスプーマというものだそう。

このエスプーマだけを口に含むと、ホクホクとした芋の風味が感じられます。

たしかに、カレーにじゃがいもは定番の具材。合うのは間違いないんだけど、それをこんな形にして見た目も味も楽しめるようにしてしまったのはとても面白い。

そして、このじゃがいもエスプーマの下にはカレーうどんが入っています。

カレー出汁の見た目は普通の色で、「“白いカレー”のうどん」ではありません。あくまで「“白い”カレーうどん」なんです。

出汁は、かつおダシの香る和風のカレー。20種類以上のスパイスが調合され、具はシンプルに牛すじのみ。

そのまま味見をすると、辛さ控えめで、これなら辛いものが苦手な方でも大丈夫そう。

ただ、ダシだけでは少し濃くてしょっぱいかなと思ったのだけど、上に乗っているエスプーマを混ぜあわせる事でまろやかになり、コクが深い味わいになります。

この見た目は最後まで残しておきたくなる気もしてしまいますが、思い切って混ぜてしまった方が美味しくいただけます。

麺は、モチモチとした食感が心地よいやや太めのおうどんで、カレーに良く合いますね。とても美味しいです。

ちなみに、カレーうどんと言えば、食べる時どんなに注意していても汁が撥ねますよね…

でも、ちゃんと紙エプロンを用意してくれていますので安心です。

6種類の塩で楽しむ天そば切り

予め出されたワサビを擦りながら待っていた「天そば切り」

天ぷらの具材は、季節によって替わるようです。

この時はエビが二本とタラの芽とカボチャでした。

天ぷらをいただく上でもこだわりがあるのが、こちらの6種のお塩セット!

ちょっと珍しい産地のお塩の味比べも楽しめる。

左上から、

沖縄・広島(藻塩)・大島

パキスタン・フランス・新潟

そして、肝心の「そば切り」

そば切りは、国産のそば粉を有名店で修行した職人が打ったという、やや細めの麺。

僕は蕎麦通ではありませんが、子供の頃から一番好きな麺類は蕎麦です。

ここ初代の蕎麦は、少し粗めに挽いてあるそば粉なんでしょうか…コシがあり、ツルツルというより、少しザラっとした舌触りで、そば粉の風味がとても豊かな麺でした。これ、かなり好きです。

この辺り、さすが蕎麦屋ですね。

白いカレーうどんがあまりにも有名ですが、店員さんが言うように、僕もやはりお蕎麦をおすすめしたい。

シメは勿論そば湯で。

昔、友人が「そばは、そば湯を取るための出汁ガラだ」と言っていたけれど、何だかその気持もわかる。

そば粉の旨味が凝縮されたようなそば湯と、カエシを合わせたら絶品でした。


まとめ

白いカレーうどんで話題の「酒彩蕎麦 初代」。

最初に訪れる時は、やはり一度はその白いカレーうどんを食べてみたいところですが、機会があれば是非お蕎麦も食べてみてください。

お酒や小料理の種類も豊富で、飲み放題プランも用意されています。お値段もリーズナブルなので、宴会や会食、デートなど、様々なシーンに使いやすいお店だと感じました。

深夜まで営業しているのも、夜型生活なミュージシャンにはありがたいです。他のメニューも食べてみたいので、僕もまた行きます♪

「初代」店舗情報

住所東京都渋谷区恵比寿南1-1-10 1F
電話番号03-3714-7733
営業時間月~土17:00~翌4:00(L.O.3:00)
日・祝日17:00~翌1:00(L.O.24:00)
定休日無し
座席数40席(カウンター12席、テーブル28席)
予約可(予約はこちら